最近娘とドクターXを見直していました。

娘は大門先生に憧れています。


先日病院で、大腸ポリープを内視鏡で切除していたのですが、その患者さんは心臓に病気があり、以前も極度の緊張で心停止し蘇生されたという申し送りがありました。


とにかくリラックスしてもらおうと手術に臨みましたが、麻酔はいやで術中もモニターをみていたいと言われるので、起きたまま会話しながら始めました。


ポリープを取った瞬間は必ず出血しますが大丈夫ですからね、と説明していましたが、やはりモニターで見ると大出血に見えるので、出血した瞬間、患者さんはすごくドキドキし始めました。


「大丈夫ですからね」

と言うと、

「分かりました。先生を信用してるんで。」

と言われましたので、咄嗟に出てきた言葉が、

「信用して下さい。私、失敗しないので。」

でした。笑。


ドクターX見過ぎだ〜!!

と思いはしたものの、

この言葉が咄嗟にでたのは、それなりに自信があったのと、改めて、絶対失敗するもんかとも思いました。

患者さんのドキドキもおさまり、無事に治療を終えました。


終わった時に、

「え!?もう終わりですか?

お陰様で緊張せずに治療できました。」

と言ってもらえて嬉しかったです。


これからも、

私、失敗しないので

と言えるように日々精進して参りたいと思います。