40代を終えるにあたり、
1週間前に、何をやり残しているのか見つめ直そうと、割と多めに記録を残し、丁寧に時間を過ごしてみました。
結局やり残したことは、娘に好きをきちんと伝えておく、ということだったような気がします。
そう考えると、ざわついた心が静まりました。やり残したことが、50歳になったらできないわけでもなく。
そして、私が50になろうがどうだろうが、そこに境界線があるわけでもなく、時間は流れ、仕事も予定もどんどん舞い込んでくる、というのも私にとってはしっくりいくものでした。
私が気にするほど、環境は私の50代突入を気にしていないということです。
下を向いて、あと40代も何日か…と考えるうちに、ふと真っ直ぐ前をみると明るく照らされている道しか見えず、足もとだけ見て歩むより、ずっと先を見据えよう、という気持ちになりました。
50代を終える時に、充実していたと思えるように過ごそう。
毎日をもっと丁寧にすごそう。
そう思うのです。
もちろん今日だってイラッとすることもありました。でもそんなとき、対象に向いたイラつきのベクトルを打ち消すだけのベクトルを持っていられたら、私の心はもっと澄んで美しくなれる。
かっこいい大人になるために、今からの時間の過ごし方こそ大事だと思いました。
写真は1週間前の紅葉。
時間が経った方が美しい。
この後、葉は落ちてしまうのだけど、
だから紅葉しない方がいい?
真っ赤に、燃えるように色づいてやる
私の50代、
やったるぜ。

