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おはようございます。
今日までバス通勤です

一昨日は、
「ポリープがあれば全部取ってね!!!」
と言われていた大腸検査と治療がありました。
実はその患者さんは、それはそれは”わがまま”なリクエストが多く、スタッフが対応にやや苦労していました。

検査をして見ると、数え切れない程のポリープがあり、説明をして、早く取らないといけないものを優先的に取っていきました。

6個くらい取った辺りから、言葉数が少なくなり、こういう場合、往々にしてその後血圧低下や気分不良から嘔吐などが起こるので、
「ここでやめます!」
と終了しました。

幸い、その後には急いで取らないといけない病変は見つからなかったので、次回治療は1年後でもいいでしょう。

ただ、改めて思ったのが、”引き際の判断”です。これは知識と状況判断と自分の実力の客観的評価を一瞬にして行わないといけない、ということ。患者さんの希望に添いながらも、それだけでは危険なことがあるということを肝に銘じておかなければいけない、ということ。

昨日、無事に退院されましたが、その時に、
「先生が上手だって聞いていたから先生にしてほしかったの。本当に上手だったわ~。ありがとう。」
と言われました。
本当に嬉しい言葉でしたが、決して上手なのではなく、限りなく患者さん側に近いドクターの一人ではないかと思います。

だって、痛いのとか、つらいのとか、いやだもん…

それでは今日も素敵な1日になるように過ごします