涙もろい女

ご無沙汰しております。

今日は外来日でした。
患者さんの一人に、
「先生のおかげで命拾いしました～」
と、毎回感謝してくれる方がいらっしゃるのですが、積極的な治療を希望しない彼女に、私はトークで癒したり、症状を和らげることしかできないのですが、今日もう一度、手術を受ける気はないかを確認しました。
「私のことは私が一番存じております！」
と言い切る彼女の眼差しは真剣で、私はわかりました、と言うしかなく、カルテに
"積極的治療希望なし。延命希望なし"
と書きながら、その文字は涙で霞んでいました。

そして、先日"子供と私"という題材で作文を書く機会があったのですが、今まで、娘にガマンさせてきたことを羅列するだけで、申し訳なくなり、これまた公の場でありながら、涙がでてしまいました。

体調がイマイチということもあるのですが、子育ての為に医療の第一線から退く決意をしたにも関わらず、現場に残っているツケがまわってきたのでしょうか。
この涙もろさは少しおかしいので、週末は、パアーッと気分転換のために広島の実家に帰ります。
明日のカープ巨人戦のチケットもしっかりゲット
海水浴もするつもりです。
先程準備をしていたら、かなりテンションが上がってきました

夏のいい思い出になるといいな




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