『あと1年。死ぬ日を待ち続ける。それだけが私の希望――。
かりそめに生きることは、もうできない。選んだのは「死」。不思議な自殺の連鎖を調べる記者。そこに至るただひとつの繋がり。
「生」の意味を現代に投げかける、文句なしの最高傑作!
誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、謎の人物からのささやき。
「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?1年頑張ったご褒美を差し上げます」
それは決して悪い取引ではないように思われた――。
新境地を開いた驚愕のミステリー
講談社創業100周年記念出版「書き下ろし100冊」第1弾!』
(講談社 BOOK倶楽部 HPより)
ずっと気になっていた作品です。ようやく読みました!
今まで本多さんの作品は何冊か読みましたが、これが1番面白かった:)登場人物たちの心情が良く描かれていて、好きでした。
何だかちょっと哀しくてやりきれない気持ちになってしまいましたが、
特に主人公がかっこよかった。
冒頭の方の、過去の自分との折り合いの付け方の話をする場面があるのですが、
そこがお気に入りです。いい言葉だなあと思いました。
今年入ってから読んだ本の感想がたまっているので、
書いてみます。
このシリーズは今年入ってから4冊読みました。
仮面の島
月蝕の窓
綺羅の棺
失楽の街
これで第二部までは読み終わったわけですが、
うーん…第一部の3作目くらいまでは楽しめたのですが、
どうもその後からミステリというより
キャラ小説な感じが強くなってきていたのを感じ始めていて、
合わないかなあ…?と思い始めていました。
でも、読み始めたシリーズはなるべく読破したいので、
第二部もまとめ買いして読んだのですが…
とうとうついていけなくなってしまいました:(
わたしには合わないみたいです。
事件が起きるたびに、
“現実はミステリとは違う”ということを
登場人物が強調して事件に取り組んでいくので
大きな謎を探偵がばっさり論理的に解明する!というようなスタンスではなく、
謎が分かった時の爽快感がありません。
各々の事件よりも、それぞれの登場人物の成長に
重点が置いてあるのだと思うのですが、
あれだけ事件の方では“現実”を強調する割に
それぞれの登場人物がどうにも現実離れしている気がします:(
何だか誰にも共感することもできず…うーん。
わたしの好みと違ったみたいですね。
ただ、毎回事件の舞台となる場所、関連する事柄については
とても詳細に書かれてあり、
それは興味深かったし今まで知らなかった知識を得られたので、
読んだことに後悔はしてません
とくにイタリアには行ってみたくなりました!!:)
『“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない”……森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は? 錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開で、日本ミステリ史上に燦然と輝く赤川次郎の処女長篇。』
(文藝春秋HP 内容紹介より)
どんでん返しがある作品が読みたくて、
インターネットでおすすめを探していたら出会った作品。
まあ、どんでん返しがあるっていうことを知っていると
警戒して読んでしまうのでネタが分かり、がっかりすることも多いんですけど。
(コンダクターとかまさにそうだったし:(...)
今回は引っかかりました。
このパターンは毎回引っかかってしまうわたし。
よくあるパターン なんですけどね。
結末でああ!!ってなりました。
赤川さんなので、やっぱり読みやすいですが、
今まで読んだ中で1番面白かったです:)
初期の作品はこういうのが多いと聞きましたが、
本当でしょうか?他の作品も読んでみたいです。
おすすめがあったらぜひ教えてくださいね!!
それにしても登場人物が報われなさすぎる話。
可哀想だったなあ…:(