別れた日はぐだぐたであまりにも唐突で
そして突然で
話しなんて出来なくて…
それでも彼の「泣く女は嫌い」って言葉必死に守って
彼の前では涙を流さなかった

玄関飛び出して階段降りてたら自然に泣いてて
開いてた彼の部屋の窓からは彼の泣き声が聞こえてた

お互いびっくりするほどの初めてだらけの真面目な恋愛
ぐだぐだなあんな夜で終わりにしたくなくて
最後の夜
を ちゃんとする事にした

いつものように他愛もない話をして
時々ちゅうして一緒にご飯食べて…いつもの週末

違うのはこんな週末がその日で終わってしまうことだけ
ただそれだけ…
そのそれだけがなによりも大きい

最後に戯れてるときにも
まだまだ大好きだから気持ち良くて
そして苦しかった

朝まで一睡も出来ず
いつものようにずっと手を繋いでた
眠ってるの確認して少し泣いた

起きて一緒に彼の家を出るときにはいつものいってらっしゃいのちゅうをして
地下鉄に乗って…もぉ恋人同士じゃなくなる時間は迫って来て…

駅に着いていつものように いってらっしゃい って言った
私だけ地下鉄を降りて
彼はそのまま乗っている
扉が閉まり動き出す地下鉄をいつものように見送っていたら
視界がぼやけた
雫が落ちた

どう頑張ってみても諦められないのはわかりきってた
別れた女とはずっと縁を切って二度と関わる事のないスタンスの彼が
人間としてはとても好きなんだ…友達には戻れないかな
って言うから喜んでその条件を飲んだ

たまに逢ってご飯行ったし
電話もしてた
違うのは彼は私の彼氏ではないということ
私は彼の彼女じゃないということ

たまに戯れた
ちゅうは私が拒んだけど結局してしまう

そして最後の戯れた日…
いつもと何かが違って
あぁもぉこうやって戯れる事はきっとないんだな
って不思議とわかった

わかってるから挿入されながら激しいちゅうを求め
何度も何度もちゅうして
何度も何度も名前呼んでた

彼の大好きなその時だけの掠れた声が名前を呼んで
もぉほんとにほんとに終わりなんだ…って思って
涙をちゅうでごまかして…
ちゅうをしながら二人ともイった…

そしてそれがほんとに最後の戯れになった

なぜか思い出してしまった
多分この前逢ったからかな

彼は私に慰謝料を払ってる
毎月 毎月…
でもそれもあと2回で終わる
そうしたら逢う理由もなくなる

やばい
泣けてきたよ
病室じゃ
泣けないよ

彼の着信音
gospellers 告白
なんでちょうどかかるかな
泣かせたいのは誰?

思いっ切り泣きたい
福山雅治の はつ恋
槇原敬之の きみの後ろ姿
この気持ちのままじゃ
確実に泣く

でも 告白 の次は マタアイマショウ で
はつ恋 が流れて Stand by U
泣ける歌がまだ続いて
最後に 君の後ろ姿

自虐的過ぎて聴くのやめたいのに
イヤフォンは耳から外せないし
携帯の少し悪い音質も止められない

逢ったあとに苦しくなるなら
逢わなきゃいいのに…
わかってるのに…

それが出来ないよ