先行でなかなか取れなかったチケット、
最近強運を持っているMちゃんが取ってくれたので、
1月31日(水) 新国立劇場に見に行ってきた。

いのうえひでのり演出
髑髏城を一年やっている状態なのに、よくできるなあ。
Mちゃんは、蜷川演出の近松を見た事があるんだって。

私は、他の作品でも蜷川演出をほとんど見た事がないので、
比べる、とか世界観が違う、とか感じられないんだけど、
斬新な舞台装置と音楽を上手く使った演出が、
これもまた良くわからないくせに、いのうえ流?って思ったりして(笑)

うまい役者が勢ぞろいで見ごたえがある。
ハッピーエンドにならないのはわかっていて見ているので、
重くなりがちな流れを、池田成志と小池栄子のはち切れた演技で笑わせてくれて、
でも、けっしてお笑いに走っているわけではなく、
極端な愛情を極端に表現しているだけで、
なぜこんなにおかしく、哀しいのか。

カーテンコールで、挨拶を終えた役者が、
奥にはけていくのも、奥行きがある劇場ならではだね、と
Mちゃんと話した。

近松を見ながらも、二人の話題は、
前日にMちゃんが見てきたこともあり、
髑髏城『月』、特に上弦の福士くん関連のことばかり(笑)
やっぱり若手イケメンの話は盛り上がるよね~