記事にしていなかったことに唖然。
なんだかバタバタしていたからかなあ。

5月14日、吉祥寺美術館で開かれていた
萩尾望都SF原画展に次女と行ってきた。
https://www.facebook.com/KichijojiMuseum/photos/a.1426055050944752.1073741828.1411463395737251/1727155170834737/?type=3
2か月の長い展示だったので、途中原画の入れ替えがあり、
本当は前半後半で二度行きたかったが、できなかった~。

今の漫画家の書き方は、時代なんだろうけど、パソコンを使ってやるんだって。
そうすれば、ちょっと位置をずらしたい、とか、ここだけちょっと違う、とか、
書き直しも簡単で、効率的だ、ってTVの特集でやっていた。
彩色も簡単だし、スクリーントーンも、切って貼る作業もいらず、柄も選び放題だって。
確かにね~、とは思ったけど、味気ない…。

望都先生の原画は、もう芸術。
初期の作品で、足の形が気に入らなかったのか、一度ホワイトで全部消して、
ちょっと違う位置に走る形に描き直されていた。
確かに手間のかかる作業だけど、だからこそ、好きじゃなきゃできない仕事でもある。
SF原画展なので、宇宙の描写もたくさんあって、宇宙空間の表現のホワイトの撒き方。
感動、以外の何物でもない。



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展示された原画が多分全部載っている作品集と、
ポストカードとクリアファイルを買ってきた。

今年はポーの一族の新作も前後編で発表される。
(予約し損ね、いまだに手にできていないこの現実。。。ああ、バカだ)
AWAYなどの新作も、重くて読んでいない王妃マルゴなども、
還暦を過ぎても、描く意欲が衰えないセンセ。
すご過ぎます。