7月16日、東京芸術劇場にて
小栗旬主演の「カッコーの巣の上で」観てきました。


ジャックニコルソンの映画は、結局まだ観ていなくて、
数十年前に、劇団四季の『カッコーの巣を越えて』という舞台を見ただけなので、
各々の配役がはまっているのか、はわからないけど、
みんな演技は上手な人ばかりなので、見ごたえもあった。

小栗旬は、演技が下手とも思わないし、頑張っていると思うけど…
やっぱり何を演じても、小栗旬なのかな~って…曖昧な感想(笑)

きっと、小栗くん演じるマクマーフィーは、
犯罪の裁判で強制労働を免れるために、精神病を装って、
精神病院で刑期を終えようともくろんだ、ずるがしこく悪いやつで、
でも、その本質の、憎めないというか人をひきつける魅力というか、
それに病院の患者が影響を受けて変わっていく、という話なんだろうけど、
そのあたりの変わりようやギャップが、ちょっと弱いような気がする。
演出が悪いのかなあ。
かっこよすぎて、極悪に見え切れない、のかなあ。
それは、『小栗旬』ゆえなんだろうか。
よく言われる、キムタクは何を演ってもキムタク、に似てるかな。

ジャックニコルソンの映画を観たくなった。