観る前に読んでおきたいから、秦野から持ってきて、と次女に言われて、
ちゃんと忘れずに持ってきたのに、次女は読んだのに、
私は持ってきたことで安心して、読見直してなかった~~!
 
劇場に向かう電車でちょっとだけ読んだけど、ほんの導入部。
読んでも、うろ覚えほども覚えてない自分に驚く。
 
スタジオライフの、萩尾望都原作の作品は、(ってか、それしか見てないけど)
セリフが実に忠実なので、読み直しているように思い出してくる。
 
そうだったか…こんなに切ない悲しい話だったっけ…。
 
登場人物も場面転換も多く、原作の漫画ならコマを変えるだけで済むけれど、
舞台では、出てきてちょっとしゃべっては引っ込む、が多くなってしまって、
忠実すぎる上の問題点かな、なんて思うけど、
こればっかりはそうやって進めていかないと、だめかなあ。
 
東の地、西の地、宇宙大学、ドゥーズ、別々の場所を表現するのに、
マージナルでも使った、二段の舞台装置。
それと、文字を映したり、映像のように見せるスクリーン。
様々な物を駆使して、うまく世界観を出していた。
 
萩尾望都の架空の世界をあの空間だけで表現するって、
演出の倉田さん、すごいね~。
昔は下手くそだな~と思っていた劇団員たちの演技も、
最近は、イケメン、可愛い、だけじゃないぞ、ってくらいうまくなってるし。
 
11人いる!に続いてMチームのを観たんだけど、
こんなにいいなら、Jチームの、及川くんのフロルも観てみたかったなあ。
残念ながら、子守の予約が入っていて、もう行けない~~。