6月25日、青山劇場に『シレンとラギ』 観に行ってきました。
 
新感線の舞台は、古田新太見たさで行っているようなものなんだけど、
藤原竜也、永作博美主演の話題性もあり、超満員。
高橋克実も悪役(というか激しい役?)の演技が良かった。
 
まず物語の設定をのみこむために、序盤は一所懸命台詞を聞くので、
笑いを入れられても、笑うタイミングを逃したり、
笑ってる場合じゃなかったり(笑)
 
出演者の演技力と豪快な殺陣で見ごたえある舞台だったんだけど、
“いのうえ歌舞伎”と銘打つからなのか、
いちいち鳴る拍子木の音(?)は、私は要らないと思うなあ。
『髑髏城の七人』の時にも同じことを書いた気がするけど、
そんな所を無理に歌舞伎っぽく盛り込まなくても充分いいんじゃないかと・・・。
まあ、永年観ている人には、あれがなくちゃ、というものなのかもしれないけど。
 
3時間超えのお芝居。
シートが悪いわけじゃないけど、お尻が痛くなる。
動かしたいけど、後ろが気になってあまり頻繁に動くのもねえ。
2階席2列目だったんだけど、
前の人が時折乗り出して観るものだから、舞台が全然見えなくなっちゃったりして。
お芝居にのめり込むと、つい自分の身体も乗り出すのは解るんだけど、
マナー違反、と次女が言ってたのが解ったわ。
でも、背もたれにもたれて踏ん反り返った形では、
入り込むような芝居を観るのは難しいよ~~。
なので、必然的に動けず、お尻が痛くなるのでした。
 
なんだか若い時の古田新太を観たくなって、
初演の『髑髏城の七人』のDVDを買っちゃおうかと、
e-oshibaiネットのカートにまで入れたのに、
「あと5000円で送料無料」 を見て、そうか~、とやめてしまった。
なぜ~~~。
なんだか、買ったら安心して見ないような気がしたから…?にひひ