去年観た『ヒロイン』の続編。
 
80年代の4人組アイドルグループ「ミューズ」。
解散後25年が経ち、一夜だけの再結成という話で集まった4人だが、
25年間でそれぞれまったく違う人生を歩み、問題も抱えて生きていた。
初めはお互いにいい顔ばかりを見せていた4人だったが、
最後にはすべてをさらけ出し、理解し手を取り合って♪ヒロイン を歌う。
 
その夜から一年。
一日だけの再結成コンサートを開くことになり、
一週間だけのリハーサル期間の、最終日の様子を描いた舞台。
 
一年前の悩みや問題が、あの夜がきっかけで前向きに対処して好転し、
それぞれ夢や目標を持って生きていた。
3人(榊原郁恵・石野眞子・松本伊予)は一日だけの再結成と思っていたが、
ナナ(早見優)だけは、この後再デビューの計画があることを知っていて…。
 
 
 
今回は、プロデューサー役で川崎麻世が出演。
AD(?)さとうくん役のダレアレ悟と、計6人だけの舞台です。
 
4人とも今でも一線で活躍する人たちなので、
ロビーの花のすごいこと!
ユリの香りでむせこむほどだった。
 
途中ADくんのうたたね中の夢という設定で、
石野眞子が「狼なんか怖くない」を歌いながら赤ずきんの格好で出てきたり、
榊原郁恵がピーターパンの格好で出てきたときには会場が大盛り上がり。
 
川崎麻世の台詞で、「みんな年をとったけど、ファンだって…」 というのがあって、
うん、うん、と笑顔でうなずいてしまった。
 
それに!
今日は、石野眞子の親衛隊が来ていたらしく、
昔ながらの「ま~こちゃ~~ん!」 というのを大勢でやってくれた。
このミュージカルのオリジナル曲 ♪ヒロイン にちゃんと合わせた掛け声もできていて、
どこかで練習したのかなあ、おじさんたち。
でも、声もイキイキしていて、ほんと、楽しそうだった。
それに、照れてる石野眞子も可愛かったし。
 
小ぢんまりとしたミュージカルではあるけど、
博品館という小さめの舞台ともしっくり合って、楽しかった。
 
次は帝国劇場で、『endles SHOCK』
楽しみだ~~。