いよいよ、トルコでの最終日。
16:55の飛行機でトルコを去るため、
ラマザンさんは13:15にホテルにお迎えに来る、って。
 
しっかり荷物を詰め、フロントに預けて街に繰り出す。
トルコリラを日本に持ち帰ってわざわざ手数料払って円に戻すのも無駄っぽいし、
ガイドブックにも、「トルコリラは使い切ってしまいましょう」と書いてあったので、
まずは近くのグランドバザールに向かう。
 
しかし、急いで物を買うもんじゃないね~。
孫に何も買っていないのを思い出し、
目に付いた部屋用の派手なスリッパを買うことにしたけど、サイズがいまいちわからない。
トルコで使う単位は日本と同じで、重さはグラム、長さはメートル。
でも、トルコ語と日本語の数字がお互いにいまいち伝わらない。
いくつなんだ、と聞かれて、「5歳」と片手を開いて言ったら、
多分、トルコの子供の平均サイズを渡された。
それを、2歳の子に、と思い、もうワンサイズ大きいのも買ったんだけど…。
結局孫①には小さかった…ウチの孫、なんたって大きいの…。
5歳用、と言われた物は、2歳の孫②で、ちょうどいいくらい…。
まあ、確かにトルコ人は大して大きくないし、日本人と変わらないくらいだった。
 
細々した物を買い、時間もまだあるしと、エジプシャンバザールにトラムで移動。
自分用に買った巻きスカートのようなパンツと同じ物を従姉妹用に買いたかったんだけど、
確か見たはずなのに、どうしても見つからない。
捜していたら、こんな物を見つけてしまった。
 
イメージ 1
判りにくいので大きくしてみましたが、 ヒルのようです
 
鳥やら猫やらペットフードやらを売っているゾーンにおいてあった。
多分、悪い血を吸わせるなどの、民間療法に使うのでは?と思われる。
うげげげげげ~~と言いながら、H美も私もシャッターを切る!
きっと、変な旅行客だ、と思われただろう~。
 
歩き回ったにもかかわらず結局トルコリラはバザールでは使い切れず、
まあ、空港でも使えるさ、ととにかく早めにホテルに戻ろう、ということに。
昼ご飯をどうするか、という段になって、
トルコ料理じゃないレストランは無いのか、という話になったんだけど、
自国の料理に誇りを持っているので、無い
マクドナルドとスタバはトラムの中から見かけたけど、
もう戻って食べる気も起きなかったので、
初日に行った角の八百屋に行き、H美が大量にチェリーを買い、
水も買って、ホテルの前の三角の公園(というか物置が置いてある空き地?)で昼ご飯。
まあ~食べでがあったこと!
 
こんな所でご飯食べるなんて、私たちだけかしらね~、みんなやればいいのに、
なんて笑って言っていたんだけど、
その後に、トラックから降りたお兄ちゃんたちが、そこでパンのお弁当みたいな物食べてた。
おお~みな考えることは同じじゃ。
 
お迎えの時間まで1時間近くあったけど、ホテルの中で待とう、と
荷物を受け取り、ロビーのソファで、すっかりお昼寝しながらお迎え待ち。
約束の時間をちょっと過ぎて、運転手さんだけがお迎えに来た。
同じホテルからもう一組(女性二人)と、別のホテルから夫婦者が乗ってきた。
ラマザンさんはそっちのホテルに迎えに行っていて、そこから合流。
 
飛行機の搭乗手続き終了までが、ラマザンさんの仕事で、
まず他の二組について、別のカウンターで手続きの手伝いをしていた。
・・・こちらは自分たちだけでOKさ~、H美のトランクを乗せる。
ひとつずつ計るのかと思いきや、
カウンターのお姉さんが、私のトランクも乗せろ、という。
・・・と・・・???
カウンターのお姉さん、首を振ってる。
私の荷物を計りに乗せた途端、デジタルのメモリを指差して、重量オーバーだと言う。
ええ~~~~???
何キロ重いとか、言ってくれず、とにかく「重すぎる」って。
ええ~~???ここで出すの~??
せっかくパズルのように詰めたのに。
ガイドブックをちゃんと確認したけど、30キロまで大丈夫って書いてあったのに!
私だけ、何がそんなに重いのさ。
とにかく、トランクを開けて、そうかラクが2本ワインが一本入っているのが重いのか。
と、出してみる。
もう一度計るが、ダメ、だって。
なんで~~???
再度開けて、重そうなものを捜すけれど、軽いお菓子とかそんな物しか無い。
石鹸11個、出してみる。
再度計るが、ダメだって。
ちょっと~~! もう重い物なんて無いってば。
いったい後何キロ削ればいいのよ~、って言っても日本語も英語も通じない。
 
「ラマザンさ~~~ん!!」
向こうのカウンターで夫婦物に付き添っていたガイドさんを呼んで、
「重い重い、って、いったい何キロにすればいいのか聞いて!」と、言うと、
 
「二人合わせて50キロだって」 
 
なんだって~~??
 
H美が、「きゃ~~!私のが重いんだ~!ごめ~ん!出す!出す!」 と、
今度はH美のトランクを開け、大量に買い込んだ石鹸などを出してみた。
OK~と、カウンターのお姉さん、万国共通OKサイン。
 
夫婦でもないのに、隣りに席を取るだけで、荷物の重さを合算にされるのよ。
出国直前に何たるトラブル! 不愉快~~。
 
ま、とにかく荷物も預けられたので、ラマザンさんにお別れを言う。
何度も空港の送迎、ありがとう~。
 
空港の中の免税店はかなり混んでる。
お土産の買い忘れや、同じような使いきりをもくろむ人もいるのか。
空港内での物の料金表示はユーロ。
『本日のレート』が表示されていたので、トルコリラで計算をして、
超ギリギリで(計算どおり、ってこと!)、パシュミナと小物を買った。
 
出発までけっこう余裕と言うか、無駄に時間があって、することも無くかなり飽きていた。
2つ3つの団体旅行の人たちと一緒になった。
話をこっそり聞いていると、みんなお金持ちみたい。
H美が小声で 「買った指輪してる」 って。
見ると、旅行中に買ったっぽいトルコ石の指輪やペンダントをつけている人がちらほら。
めっちゃめちゃ高かったアンティークのトルコ石をつけている人もいる。
まあ、買えるんだからいいよね。
H美、じゅうたん見せられず、ざんね~ん!(笑)
 
今日はほとんど写真も撮っていないことに気付き、意味も無くこれから乗る飛行機をパチリ。
 
イメージ 2
                                    ちゃんと撮れてもいないじゃないか~疲れてたのかな~
 
行きは13時間かかったフライトが、帰りは9時間半で日本着。
トルコの時間では深夜のはずが、日本では朝の10時。
機内ではたいして眠れなかったけど、日本に帰れた安心感か興奮かで眠い感じも無い。
同じ成田エクスプレスで自宅を目指すのに、横浜下車のH美と渋谷下車の私では、
途中切り離しがあるので、別の車両になるため成田でバイバイ。
品川を出て次は渋谷、というところで、なぜか線路上で停車。
信号が赤のままで青にならないから走れないんだって。
横を山手線が何本も通り過ぎていく~~~。
ちぇ、品川で降りて山手線で帰ったほうがよっぽど早かったよ。
 
結局30分、そこで待たされたけれど、無事に渋谷に到着。
トランクがらがら押して帰るのもなんなので、空いている時間だし、
バスに乗って、無事帰宅。
 
おお~~今晩は絶対に寿司を食べるぞ~~。
まずは洗濯、洗濯。