メモも一切取ってないし、記憶だけが頼りなのに、
その記憶さえどんどん消えてあやふやになっていく~
早く書き終えてしまわねば、???だけの記事になってしまう~
 
今まで私たち2人対ガイドさん+運転手さんでずっと旅してきたけど、
今日はガイドさん(エルジャンさんは変わらず)ひとりに8人のツアー客。
若い女性二人組と、新婚さん二組(年齢はそんなに若そうでもないけど)。
 
3組は夜にはイスタンブールに飛行機で移動なので、
6人分の大きなトランクを積んでのバス(大型ワゴン車)移動。
 
規模はデリンクユより少し小さいらしいが、観光的には有名なカイマクル地下都市。
私たちは昨日じっくり説明を聞いているので、
「ここは家畜部屋です」  「ここはワインを作るところです」 と、ふたりで勝手にガイドごっこ。
そろそろお土産も買い足さないと、と、積極的にテントの土産屋で、
チャイグラスや、パシュミナ、鍋敷きなど、細かい物を買った。
 
ツアーには恒例の、工場見学、と言いながら、トルコ石の販売所見学。
若い女性たちも新婚さんも、けっこう熱心に見ていたから、
誰か買ったのかな、と思ったら、おみごと!
私たち8人は、誰も一つも買いませんでした!
店の日本語の得意なお兄さんが、
外まで出てきて、なんとか買わせようといろいろ言ってきたけど、買わない!にひひ
だって・・・確かに本物でいい物だろうけど、高いよ~。
 
ハトの谷の見学
岩を掘って、ハトが住みつくようにし、糞を集めて肥料として売って商売にしていたとか。
ガイドさんに、
「日本にはウグイスの糞のお化粧品があるのよ」  と教えたら、
えええ~??と、驚いて露骨に嫌そうな顔をしてた。
今まで教えた日本人いなかったのかしら…。
 
とにかく広~~~くて、いくら写真を撮っても、広さが表現しきれない。
デジカメの動画で撮ってはみたけど、やはり実際にそこで見る物の凄さって、伝わらないね~。
だから、旅行好きの人は、いろいろ実際に行って見てみたいんだよね。
私は旅行好きじゃないけど。 (行くまでがとにかく面倒なんだも~ん)
イメージ 2
 
 
お昼は洞窟レストランで、つぼ焼きケバブのお昼ご飯。
イメージ 1
オジサンが壷からケバブを出しているところ。この中に8人分が!
 
ギョレメ屋外博物館
岩を掘って作られた洞窟式の教会の見学。
少し前に書かれた(知らない人の)ブログなどには教会内部のフレスコ画の写真が載せてあるんだけど、
今回は内部の撮影は一切禁止。
見学も、必ず入り口に監視員が付いていて、中で説明する時間も数分に制限されて、
ガイドさんがその都度「早くしろ」とか「早く出ろ」とか怒られていた。
みんな外の炎天下で、中に入る順番待ちをしてるから、少しでも早く入りたいのは同じだから。
 
ものすごくたくさんの事を説明してもらったんだけど、
もともと歴史に対して興味が無い私…すっかり忘れてしまいました。
 
いよいよカッパドキアと言えば、というキノコ岩のたくさんある地区へ。
ここが見たかったのよね~。
イメージ 3
こんな岩がた~くさん。とても大きいのです。
 
上に乗っかっている黒い部分は火山の噴火で吹き飛んできた溶岩で、
下の地層が柔らかいので、侵食によって削られてこんな形になったとか。
アメリカのモニュメントバレーといい、
侵食でできた不思議な形の岩を下から眺め、「すご~い!」 と言うのが好きな私です。
イメージ 4
やっぱり掘っちゃってます
 
写真を小さくする方法を相変わらず会得できていないので、
ひとつ記事に載せられる写真は、どうも4枚くらいまでのようです。
トルコアイス売りのオジサンも撮ったんだけどな~。
 
そして、本日二つ目の工場見学(結局は販売)、トルコ絨毯。
国営の工場で、トルコの絨毯製法にとても誇りを持っている。
世界中で使われている方式はシングルノットだけれど、
トルコだけがトルコ結びというダブルノットで織られているんだって。
(ネットで調べると、反論しているサイトもあるみたいだけど…どっちにしろよく解らん)
使うほどに丈夫になり、100年持つ!って。
 
確かに素晴らしい。
そして商売が上手。 (日本語超上手だし)
比較的手を出しやすい(それでも高い)ウール製から、コットン・ウール、綿、絹と、
どんどん素晴らしい物に移して説明していく。
そして、「これだと300万」なんて物を見させられてからだと、
ついつい10万単位だと安い、なんて思っちゃう。
 
トルコ石には見向きもしなかったH美が、珍しく食いついた。
散々悩んで、悩んで、
ウールを染めず、その羊の生来の色を集めて柄を出したと言う、
世界中どこを捜してもここでしか買えない、という言葉と、
船便運賃も国持ち、ドアtoドアで家までお届け、に負けて、
絨毯13万円でお買い上げ。
 
「きっと日本に帰ったらまず一回、絨毯が届いて二回目の後悔の溜息をつくだろう」
な~んてH美は言っていたけど、そんな悪い買い物じゃなかったと思うけどなあ。
ウチは、どう考えても孫達と猫が、絶~~~っ対に汚すから、
それを怒ったり悲しんだりするのが嫌だから買わなかったけど、
大人だけの暮らしだったら、買っても良かったかも。
 
  他人のふんどしで相撲を取る感じだけど、同じ工場に行った人のブログ
  とても詳しく載っていました。 (勝手にリンクしていいものかな)
 
名残惜しいけれど、これでカッパドキア見学もおしまい。
若い女性ふたり組は別の空港からイスタンブールに向かうため別の車でお別れ。
新婚さん1組を洞窟ホテル(私達のところとは違う大型ホテル)に送り、
私達ともう一組の新婚さんは、カイセリ空港まで送ってもらう。
 
エルジャンさんには、丸々3日間ガイドしてもらいました。
ありがとう~。
なのに、一緒に写真も撮らなかったという、薄情な私達。
 
機内食が今日の夕食。
できればイスタンブールでベリーダンスのショー見学に行きたかったんだけど、
イスタンブール着は22:40の予定。
ショーも終わってしまう時間なので、
今回は(って次回もあるのかい!ってね)泣く泣く諦めました
 
イスタンブールのお迎えはラマザンさん。
前に泊まった同じホテルの別のお部屋で、トルコ最後の夜。
到着したら0時を回っていたので、シャワーを浴びて、そのまま就寝~。
もったいなかったかな。