6:45イスタンブール発の飛行機に乗るため、
逆算で5:15に
ホテルのロビーで、空港の送迎担当ガイドのラマザンさんと待ち合わせ。
 
空港に着いて、荷物を預け、さて…。
『日程表には朝食ありになっているけど、これはいったいいつなんだ』
というのがH美との昨晩からの論点。
 
私 「機内食が出るだろうから、それが朝食、って事じゃない?」
H 「1時間で着いちゃうんだよ、機内食なんて出ないよ。クラッカーくらいしか」
私 「そうかなあ、朝食の時間だし、ちょっとしたパンとコーヒーくらい出るんじゃない?」
H 「でもおなか空いたし、出なかったら悲惨だから、今ただのパンくらい食べよう」
 
そして、一か八か、空港のカフェでチャイとただのパンを食べてから飛行機に乗った。
じゃじゃ~んベル
食パンただのパンではなく、トルコパンにトマト・ハム・レタスなどがはさんである
サンドイッチとスクランブルエッグなどがついた、朝食の機内食、出ました。
 
飛行機はデニズリ空港に無事到着。
迎えに来てくれていたのは、ゼファさんというおじさんガイドさん。
まだ日本語ガイドの試験に正式に合格していないみたいなので、
本当は、だったのかもしれないけど、英語のガイドの資格はあるので、
日本語でうまく説明できないところは英語で説明してくれたし、
いろいろ楽しませてくれたので、いいガイドさんでした。
 
パムッカレの村まで車で1時間半くらいだったけれど、爆睡していたらしい。
「おはようございます。着きましたよ」と言われ、見回すと、おお~田舎だ。
そして、まず日程表にあったように、朝食が・・・。
大きなフランスパンと、雑に切った野菜とスイカ、チーズもあったかな。
もうそんなにパンは入らないよ~~。
コーヒーを頼んだら、溶けてないフリーズドライが浮いているインスタントコーヒーが出てきた。
トルコでコーヒーと言えば“ネスカフェ”だとは、ガイドブック情報でも知っていたから驚かないけど、
もうちょっとかき回して、溶かしてから持ってきてよね~。
日本ではありえないよね、これはにひひ
 
食べ切れなかった朝食が終わったら、待望のパムッカレ見物に出発。
イメージ 1
いきなり真っ白な石灰石がお出迎え。
 
ここはナショナルパークの入り口で、山の上の方から流れ降りてきた石灰石の一番下の部分なのかな。
池があって、カモやアヒルがいて、
H美が、「さっきの残したパン、持ってくればあげられたのにね」 とひとこと言ったら、
ガイドさん、すぐに目の前のパン屋さんに飛んでいって、レジ袋一杯のパンを買ってきた。
えええ?? ここ国立公園でしょ??勝手に餌なんかあげちゃって大丈夫??それもこんなに…。
大丈夫でした。
いい年して、キャーキャーはしゃいで、パンをちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
 
イメージ 2
ノリノリでラクダに乗り
この後ずっと歩き詰めとはまだ知らないオバサンたち
 
               パムッカレは「綿の城」と言う意味で、石灰を含んだ温泉水が、
長い時間をかけ段々畑のような階段状の石灰棚を築いた。
また、石灰棚のそばには、「聖なる都市」と言う意味の、ヒエラポリス遺跡がある。
1988年に、石灰棚とヒエラポリスの複合施設として、世界遺産に登録された。
北ゲートまで車で移動し、いきなり山道歩きの始まり始まり~。
ヒエラポリスはローマ時代の温泉保養地だったそうで、
お墓群、グランドバザール、水路、劇場など、石灰棚をぐるっと囲むように遺跡が残っている。
 
山を登りながら、遺跡を見て、石灰棚の上部から広がりを見て、
石灰棚の中を歩きながら反対側の南ゲートまで歩く、というのが行程、だった。
 
イメージ 3
                                アンティークプール 温泉プールの中に遺跡が・・・
 
泳いでいるのはほとんどロシア人だ、とガイドさんが言っていた。
泳ぎたければ、お金を払えば泳げるよ、とは言われたけど、ここでは・・・いいわ・・・。
でも、水もきれいだし、趣はある。 
天気良過ぎ。 ロシア人、みんな真っ赤っか。大丈夫なのかなあ。
 
イメージ 4
石灰棚  水着を着て泳いでいる人もいる。 歩くには裸足。水の底にはドロドロの石灰がある。
 
天気は超晴天で、真っ白な中なので、雪山のスキー焼けみたいな状態で、
うっかり首周りに日焼け止めを塗らなかったら、ひどい日焼けになっていた。
広~い!真っ白~!きれい~~!!
恋焦がれたパムッカレ~~~。
トルコ旅行のツアーに、カッパドキアは入っていてもパムッカレは省かれていることも多い。
遠さゆえ、なんだろうけど、この景色は外しちゃいけないでしょう~。
H美も感動していた、よかったよ~気に入ってくれて。
 
「地震が多いので、地割れがあちこちにあるよ、手をかざしてごらん」
とガイドさんが、一つの地割れを見せてくれた。
手を近づけると、熱い空気が上がってきていた。
ああ~地球なんだ~と、なんだか感動。
 
ん~~続けて画像をアップしようとしたら、写真の投稿は2MBまでです、とか警告が出ちゃった。
小さくする方法がよく解らないので、遺跡の写真や、
このあと寄った色の違う石灰温泉の写真は無しか?  ま、いいか。