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勝手にいただいてきた地図に文句を言うのもなんだけど、
海の部分が青くなってなくて、ちょっと見にくい地図ね(笑)
 
サバサンドを食べ終えて、ガラタ橋脇から出る、90分のクルージング船に乗ることに。
また雨が強くなり始め、船はデッキにも屋根があったけど、吹き付ける雨でけっこう濡れる。
トルコポップらしいノリノリの曲がかかっていて、
夏休みに入ったばかりらしい子供たちも歌って踊って大騒ぎ。
 
トルコ人って、ヨーロッパ系の白人ぽいか、アラブ系の濃~い感じか、
どっちにしろほりが深~くて、濃い顔に違いは無い。
子供もみんな顔が濃くて、赤ちゃんまでもが大人っぽい。
 
デッキで、ノリノリの曲に合わせて大騒ぎで踊って歌っている女子高生くらいの一団を
(若いっていいわね)風に微笑んで見ていたら、
「一緒に踊りましょうよ」的な事を言いながら、誘いに来られてしまった。
H美は妙に嫌がっていたけど、「せっかくだから行こう」と引っ張っていき、
他の乗客からもちょっと引かれ気味の一団に加わって、
解りもしないトルコポップの景気いい歌を真似しながら腰振りダンス。
顔寄せて一緒に写真を撮ったり、異国のオバサンは馬鹿はしゃぎしたのでした。
 
心配した船酔いも無く、90分の楽しいクルージングが終わる頃には雨もすっかり上がっていた。
H美が、「トプカプ宮殿の宝物は見るべきだ」と娘から言われてきたから行きたい、と言うので、
歩いて行ける距離なのか、いまいちつかめなかったので(ちゃんと地図を見ろって)、
全線一区100円弱のトラムに乗って、この辺?という駅で降りてみる。
 
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               電車をうまいこと写真に収められず。とりあえず撮っとけ、的な~。
 
適当に歩いていたら、突然H美が、すれ違いざまの夫婦者の旅行者らしき人に声をかけた!
あら、びっくり! あちらも、物売りかとビックリしてた。
トプカプ宮殿に行きたいんだけど、この道であっているか、を聞いていた。日本語で(笑)。
やっぱりO型は、調べるより聞くが早い、って、すぐに誰かに聞く人が多いわ、H美も例外ではなく。
 
方向音痴の二人が選んだ道のわりには正解で、ちゃんとトプカプ宮殿に着け、
入場料もちゃんと支払って、宝物、見られました!
撮影禁止なので、写真は無いけれど、金!金!金!宝石!宝石!こ~んなにでっかいダイヤ!
 
さて、そろそろ預けてあるお土産を引き取りに行くか、と、
やはり勘を頼りに出た道が、けっこう正解!
お土産を受け取って、ひとまずホテルに戻り、夕飯もどこかで食べなくてはならないし、
ハマムにも行こうか、と外に出て、今降りてきた道をせっせと上る。
旧市街地が、なのかもしれないけど、こんなに坂ばかりだとは…。
 
紹介された、安全で安心だというハマムの近くで、カフェテリア風の店で、
よく判らないけど、これとこれと指をさして料理を選んで、外のテーブルで夕食とした。
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H美が頼んだのはビーフケバブをはさんだドネルサンドとコーラ。
私は指差しで選んだ、ドルマと、野菜のオイル料理みたいな物、飲み物はアイラン。
ドルマは、漫画情報(高橋由佳利:トルコで私も考えた)で、
うま~っ!と書かれていたので選んだが、後で見たらガイドブックには『くせあり』と書かれていた
アイランは甘くない塩味っぽい飲むヨーグルト。
これも漫画情報で、食事時にみんな飲む物で、
トルコ料理には欠かせない、と書かれていたので頼んだんだけど…。
んんん~~どちらもくせがありすぎて、完食できない…。
 
人の買ったものだけど、ドネルサンドの牛肉は、臭い。
「この肉さ、不味くはないんだけど、男の脇の汗の臭いがする」 と言ったら、
H美は「もう食べられなくなった~!」 と半笑いで怒っていた。
ああ~美味しかった、にはほど遠い夕食を済ませ、予定のハマムへ。
 
入り口で、あかすりコースの料金を前払い。
確か59リラだったから、3400円くらい?
よく考えるとちょっと高い。
時間制限は無いようなので、何度も出たり入ったりしてもよかったのかもね。
小さな袋に入った黒いパンティー(新品)と札を渡され、
「女はあっち!」 と言われるがままに指をさされた方に向かう。(トルコ語だけど)
男女は完璧に分かれているので、まったく安心。
さて、ロッカーつき脱衣所で黒パンティーのみになって、大きなタオルを羽織って浴室へ。
 
ぬるめのサウナと岩盤浴が一緒になったような感じ。
大きなドームの中央に温かい大理石があって、しばらくそこに寝てろ、と
言われなくても言われているような感じなので、札を頭の横に置き、
他の人の真似をして、タオルを敷いてその上で横になる。
サウナは苦手なんだけど、それほど暑くはないし、大理石が温かくとろとろ~っと眠くなった頃、
どっか~んと太って、黒のビキニを着たオバチャンに、バシバシっと腕を叩かれ目が覚めた。
札を渡すと、あかすりの開始。
韓国あかすりは、本当に垢をするんだけど、トルコ版はほとんどマッサージ。
大きな袋をガバガバ振ると、大量の石鹸泡が身体の上にどっさり落ちる。
その中に手を突っ込んで、マッサージしながら洗ってくれる、って感じ。
マッサージされるのもちょっと苦手なんだけど、これはけっこう気持ちが良かった。
髪も洗ってくれたけど、これはかなり大雑把で汚れも皮脂も落ちてるんだかどうなんだか…。
 
ハマムから外に出た頃はもう7時は過ぎていたと思うけど、まだまだ明るく、
(サマータイム実施中なので、実際には6時台)
雑貨系ショップで、自分のお土産に、マグカップと鍋つかみを買った。
あそこでもっと色々買っても良かったなあ。
 
帰りがけに小さな食品スーパーでチャイの粉末やチョコやら買いこみ、
ホテルの前の小さな店で、水と、婿に頼まれていた『ラク』というお酒を買った。
あとでよくよく考えたら、お酒は免税になるはずだから、空港の免税店で買ったほうが良かったのかもね。
旅の初めで買ってしまって、トルコ中を持って歩くことになったし、
1本450リラで2本も買っちゃって、途中もっと安いラクも見つけちゃったし。
水で割ると白く濁るお酒なんだけど、45度もあるので、
水割りを飲んだらすぐ水を飲み、という飲み方をするらしい。
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              買ってきた高いラク BURGAZって書いてある分高いのだ、きっと 
 
ホテルに戻り、TVっ子の私は、解りもしないけどトルコ語の番組を見ながら、荷物整理。
漫画情報で気になっていた、国民的イケメン歌手のタルカンは出ないかな、と
音楽番組を一所懸命見ていたら、CMでタルカンらしき人を確認。
おお~カッコイイじゃないの。
私の好きなイタリアのサッカー選手、デルピエロにちょっと似てる~
 
今日は一日よく歩きました。
明日はパムッカレに、空路直行。
団体旅行さんたち一足お先に、さようなら。
朝は早く、5時15分にはお迎えのラマザンさんとロビーで待ち合わせ。
4時半には起きてなくっちゃね、と話しているうちに、H美は眠ってしまった。
私も寝なくっちゃ。