今日はパン作りの会の月例会として、仲間6人で観劇でした。

他の方は隣りの「春」で上演されている「ライオンキング」に興味があるようだったけど、
ライオンキングはすでに数回見ているので、
(もちろんキャストが変わってるから見てもいいんだけど)、
私は、超久しぶりに上演された「ウェストサイド物語」が見たかったので、
行きたい人!と募って、チケット取っちゃいました。

前回のCATSの時は新宿で食事をして開演時間にギリギリになったりしたので、
今回は浜松町で食事する所をネットで調べ、開店時間の11時半に入店、
いい感じで食べ始めたら…なんという混雑!
12時ちょっと前から店の前は大行列。
こんなに混む店だとは知らなかったので、会場時間ギリギリまでゆっくりするつもりが、
待っている人に申し訳なくて、急いで食べて店を出ました。
そのあとやっと探して入ったカフェも、どんどん混んで同じ状態に。。。
浜松町はサラリーマンの数が多すぎるんでしょ。
ここもコーヒー一杯でいたたまれず、店を出て劇場に向かいました。

S席にしろA席にしろ中途半端な位置の席しか残ってなかったので、
思い切って初めての経験、3階バルコニー席を取りました。
「危険なので子供は不可」という、乗り出してみる席です。
椅子の上に厚いクッションを乗せてその上に座り、
手すりに乗りかかって、本当に覗き込むように見る席でした。
面白~い。

ロミオとジュリエットを現代(当時の現代ね)にアレンジしたウェストサイドストーリー。
曲、ダンス、ストーリー(メッセージ)は素晴らしいのだけど、
銃の乱射や殺人など凶悪な事件ばかりが起こっている今の現代で(変な言い方)、
30年以上前の翻訳そのままでは、説得力が無いなあ。
そして、放送禁止用語連発で…いいの~?ってそんな所が気になって…。
時代性のある演目は、そういう点が難しい。
JCSやエビータ、CATSなど、歴史系や空想物は、
現代がどうあろうとも変えることはないけれど、
その点、ウェストサイド物語は今のアメリカでももう合わないだろうな。

キャストは、前回見たCATSでミストフェリーズだった松島勇気がリフ。
確かラムタムタガーだった阿久津洋一郎がトニー。
そしてなんと加藤敬二がベルナルド!
加藤敬二のダンスはやはり切れがよく段違い…でも、いくつ??
設定としては10代の役でしょ?・・・無理があるよ。
3階バルコニーからでも、しわしわのオジサンに見えてしまった
そして、ダンスは昔のキャストより良いかもしれない、
歌も、キャストによっては上手くなってるかもしれない、
でも…芝居が…なんて下手…
ストレートプレイがほとんどなくなったせい??
重みを出すべきドックだって…。
ええ~??劇団昴からの客演?それであれ??
私に見る目が無い??そうかなあ~。