かなりお久しぶりになってしまいました…
ご訪問くださった方には感謝しかないです、ありがとうございます!
夏の旅行なので薄れつつある記憶がせめて消えないうちに…伊豆編の続きを書いていきます!
前回の記事はこちらから
お宿を出発して、最終日はどう過ごそうか考えていると、珍しく夫が行きたいところがあるとのこと!
聞いてみると、近隣にある川奈ステンドグラス美術館だったので連れて来てもらいました!
ローマ彫刻に出迎えられました
ヨーロッパの情趣漂う素敵な外観に圧倒され、中へと足を運びます。
建物内には沢山のステンドグラスが展示してありました。どうやら英国の教会や貴賓室で実際に使用されていた、1800年代のものが中心の本物のアンティークステンドグラスだそうです!
なるほど、だから輝きが違うのですね…
撮影は可能だったように記憶しておりますが、ステンドグラスに関してはその輝きに圧倒されてまさかの写真を残していませんでした信じられない…
皆様、是非行かれた際に本物の輝きを目に焼き付けてくださいませ!
しばらく館内を見て周っていると、タイミング良くオルゴール演奏が始まるとのお知らせが!
セント・マリーズ礼拝堂
前方両サイドに置かれている一見時計台のようなものが、アンティークオルゴールだそうです。
演奏の前にスタッフの方が楽器について解説してくださいました。
初めて目にする立派なオルゴールはどちらも約100年前のドイツ製とのことで、中にレコードの原型となった円盤が入っており、その裏面にはスターと呼ばれる突起が付いています。(小さいオルゴールなどでよく見るプチプチ!)
曲ごとにこの円盤を交換して、コインを入れると演奏が始まるようです。大体曲の半分くらいまで進むと内部でコインが落ちる音がするので、その音も楽しんでみてくださいと仰っていました…かなり仕組みが気になりますが細かいことは失念してしまいました(しかも少し前の記憶なので色々間違っていたらすみません…)
この日の演奏曲は、シューベルトのアヴェ・マリア、パッヘルベルのカノン、チャイコフスキーの白鳥の湖でした。写真の両サイドのオルゴールは楽器としても種類が異なるので、曲が記録された円盤は共用できないようでした。そのため曲ごとにオルゴールも変えられていたのですが、やはりどちらの楽器も若干音が違っていて飽きることなく楽しませて頂きました。オルゴールは細い音色のイメージでしたが、繊細かつ重厚感のある音色ですっかり魅了されました
眠くて泣いてしまった息子を外であやしてくれていた夫にはかなり申し訳なかったですが、夢中で聴いてしまいました…
お盆期間だったからなのか、音楽好きには嬉しいサプライズがまだありました!
パイプオルガンの演奏に続いて、世界一難しい木管楽器と言われるオーボエと、ピアノの演奏も始まるということです。
先程とは違う会場に入れたのも嬉しいポイントでした
セント・ミッシェル教会
こちらの教会の荘厳な雰囲気の中、包み込むようなパイプオルガンの演奏を聴いて癒されました
しかも先程オルゴールの解説や起動、ディスク交換などをやられていたスタッフの方が演奏されていた気がする…遠目なので100%では無いですがもしそうでしたら多才なかたですごいと思いました
オーボエは普段TVやCDのオーケストラの演奏でしか耳にしたことが無かったので、ソロの生演奏を聴く機会がとても貴重で嬉しかったです
オーボエの男性と女性ピアニストのユニットが演奏され、千葉を拠点に活動していると仰っていた気がしましたが…ユニット名が分からずいくら検索してもヒットせず、ご紹介できないのが大変心苦しいのですが、演奏は涙を誘うくらい音が綺麗で、感動しました!(息子もぐっすりだったためゆっくり聴かせて頂くことができました)
演奏の合間のお話で、オーボエ奏者はリードを自作していると仰っていて、木のコンディションでもかなり音が変わるそうで…気が遠くなりそうなメンテの大変さだと思いました
美術館でまさかのコンサートに来たレベルの演奏を聴かせて頂き、すっかり満足しておりましたが、お腹も減ったので海の見える併設レストラン La Vita でお食事を頂きました。
景色が綺麗です
お料理も美味しかったです
心もお腹も満たされ、川奈ステンドグラス美術館を後にしました。
せっかくの旅行なのであともう一箇所くらい訪れてから帰路に着くことにしましょう!
つづく