こどもの咳には杏仁茶 大人の咳にももちろんOK【おやこ漢方】 | こども漢方

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仲良くさせてもらってるのママ友との雑談中に

 

「咳が長引いてつらい」なんてポロリと出てきました。

 

私も、大人になってから咳ぜんそくがでてしまって

咳の辛さは非常に共感。

 

夜なんて寝れなくなるし本当に厄介ですよね。

 

 

病院に行けば咳止めのお薬もらえますが、

お薬で抑えてるだけで、結局治らなくて長引いてしまってることもあります。

 

 

漢方では麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)という漢方薬があるのですが

この漢方薬に使われている生薬(しょうやく)の1つ杏仁(きょうにん)が

咳にいいんです。

 

漢方でいう杏仁(きょうにん)は

あの同じみの杏仁豆腐の杏仁です。

 

正確には、薬用と食用でレベルが違うのですが

食用レベルでも十分対応できます。

 

 

それが「杏仁茶」

 

杏仁の粉を牛乳や豆乳で溶かして甘味を付けたもので、

台湾の屋台の朝ご飯に、揚げパンと一緒に出てくる飲み物です。

 

 

で、この杏仁茶。

 

漢方を勉強し始めてこの方法を知って、

杏仁粉をあちこち探したのですがその当時がどこにもない。

 

あまりになさ過ぎて、

家庭用粉砕機を買って自分で粉にしようかと思うくらいでした。

 

日本には杏仁豆腐のインスタントの粉は出回ってるけど

杏仁粉なかなかなかったんですよね。

 

でも、

最近は日本でも杏仁粉が買えるようになって

自宅で簡単に杏仁茶を作れるようになりました。

 

 

実際に杏仁茶を飲んだママ友からは、

 

本当に収まった!

 

咳がすーっと引いていく!

 

子供が自分で自発的に飲むようになった!

 

と驚きと喜びの声(*^^*)

 

 

本当に良かったです。

 

 

病院、特に小児科は病気もらいやすいですし、

熱はなくて咳だけ…となると、なんとなく行くかどうか躊躇してしまうところ。

 

でも、

自宅で簡単に対応できたら、

 

まずはやってみてダメだったら病院行こうという選択肢が増えます。

 

 

そして、

そういう選択が増えるというのは人生が豊かになるし、

なにより自分の身体の声がきこえるようになってくる。

 

‟お子さんが自主的に飲むようになった”

 

というのも、まさにこれで

お子さん自身が自分の身体の声やサインを受け取れてるからこそ

自主的に選んで飲むようになったんです。

 

そういうのってやっぱり感性が豊かではないとキャッチしずらいので

 

すぐ病院!というだけでなく

自分の身体と向き合う時間というのも作っていくと

感性もどんどん育って、より選択肢のある生き方ができるなと思います。

 

 

杏仁粉、杏仁豆腐も美味しく作れるので

常備しておくと便利ですよ。

 

※杏仁粉を買う時は

北杏仁と南杏仁があるので南杏仁を選ぶようにしてみてくださいね。

 

どちらも食用できますが、

北杏仁には毒性があるので一度にたくさん摂ることができないので

杏仁茶や杏仁豆腐にするのには南杏仁にしておくと安心です。

 

 

おやこ漢方で感性を豊かに♡