Soulmate -56ページ目

Soulmate

汝、愛されたければこそ、愛せよ。




小説が続きましたので、少し息抜きを。

仕事でこんなことものも作っています。

WebやDTPのデザインやイラストの仕事の他に
自社サイトと楽天で名刺の通販もしていて
数年前にCMを作って配信したものです。

よかったらお楽しみください。
これに出でくるキャラクターは「クモスケ」といいます。
弊社のオリジナルキャラで
毎年、四季にあわせてアニメカードを配信しています。

作品集が下記アドレスにあります。
興味がありましたら、ご観覧ください。

クモスケのアニメ
$ソウルメイト

はじめてご購読いただく方へ。連載中につき、前夜から読まれることをおススメします。
尚、20歳以下の未成年やこういった話が不快に感じられる方はご遠慮いただきますようよろしくお願いします。



<一夜目 その五 帰依>


人が変わったように、幼い少女のように振舞うフミコ。

源さんがやろうとしているのは、こういうことなのかと思っていたやさき、


「クククッ クククッ」


と押し殺すようにフミコが笑い出しました。


「わはは、こんなことで私がわかったと思うんかい?」


ドスの聞いた声にかわります。

うわっ、変わってない。

なぜか源さんも大声で笑いはじめます。


「わははは、そうだろうと思ったわ」


フミコは両足を広げ、ダンダンとだだをこね始めます。

「縛れ、もっともっと」

スカートをたくし上げたかとおもうと

すばやく下着を脱ぎ、何もつけない姿になりました。


「これからが、本番や」


源さんは、フミコを押さえつけながらいいました。

艶かしく、肌色に肉体がもつれあっています。

ハアハアと息を吐きながら、源さんがフミコを押さえつけています。


「ナルさん、今度はあんたの番や」

「えーっ?」

「こっちおいで、早く」


おろおろする私。

源さんに救いを求めるように顔をむけると、こう言いました。


「フミコさんの様子を見て、何か感じることはなかったか?」

「えっ?」

「こっちへ来て、フミコさんに感じたままいうてみ」


唐突の展開に、あせりながらも少し考えてみました。

フミコが少女のようになったこと、

源さんに父親のように甘える感じがしたのを思い出しました。

わらをもつかむ気持ちで、

さきほど源さんがやったようにフミコの髪をなぜながら

恐る恐る言ってみました。


「パパは、ここにはいないよ」


その言葉を聞いたとたん、フミコの力が抜け眠りはじめました。

品のある女性にもかかわらず、いびきをかいています。


私は、全身に力がはいり硬直していました。


「ふう、これが夜叉やったか」


源さんは、隅に置いてあった毛布をフミコにかけました。


「さすが、ワシの見込んだ男や。これで帰依させられるかもしれん」


トントンと私の肩をたたき、源さんはあぐらをかいて座り込みました。

何のことやらわからず、私も床にへたりこみました。


静けさの中に、新聞配達のバイクの音が遠くに聞こえました。


いつのまにか朝を迎えたようです。


一夜目 その六 理由へつづく。

>>一夜目 その六 理由
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<一夜目 その四 夜叉がいる>


私は、拷問部屋だとおもっていた部屋にいる。


太く頑丈そうな梁が、天井よりやや下にのびていて

灯籠の柔らかな光が薄明かりをともしています。


ふんどし姿の源さんが手早く、フミコを縛り上げているところでした。

予想外だったのは、フミコは服を着たままで

ポルノ映画で観るような複雑なそれとは違い、

あくまでも動きを封じるという姿でした。


タンッと背もたれのない椅子を置き、

向き合ったまま座っています。


私は少し離れた入り口付近で、あぐらをかいて見ていました。


「お子さんは、そろそろ中学入学のはずやな」


意外な原さんの言葉。

なぜか、肩までたらした髪を激しくふり苦悶の表情でいます。


「もっと縛って、いじめてお願い・・」


初めて、まともな声を聞いた。

しかし、源さんの問いにこたえようとはしません。

それどころか、後手に縛られ、身体に巻きつけられた縄をみずから食い込ませようと

身体をよじりだします。


「ちゃうやろ? 子どもの話をしとるんや」


源さんは立ち上がり、フミコの髪を鷲づかみにして引き上げながらいいました。


「しゃーない、昇天させなラチがあかんな」

「ナルさん、ちょっと来て。手伝どーて」

「は・はい。何をしたら?」

「そこの縄、梁にかけてくれや」


ぎこちなく、縄をつかみさっと投げるが失敗。

2度目で縄をわたらせ、2本の縄を手で抑えました。

源さんは、フミコを立ち上がらせ後ろに組み上げた手に縄を通し

ズイズイと引き上げていきます。

少し、前かがみになったフミコが吊り上げられたような姿で立っています。


「子どもの話やが、あれは旦那の子どもか?」


耳元で源さんが、ボソッとささやきました。


「いわないでっ」


快楽に歓喜してるような、苦悶でゆがむような顔をするフミコ。

部屋中が振動するかのような声を放ちました。

間髪入れずに源さんの問いかけがつづきます。


「何でそんなに嫌がる?」


源さんの手ひらが、フミコの頬からはじまり胸まで柔らかく動きます。


「はあぁぁ」


身体が反り返ります。


「!」

「言いたくないのは、それだけやないやろ?」


激しく頭を振るフミコ。

唖然と傍に立ちすくむ私の鼻に、先ほどのシャンプーとは違う艶かしい匂いがなぜます。


「寂しかったんやろ?」


今度は髪をなぜる源さん。


「あんたの身体にたくさんの男が乗ったんやろ? 違うか?」


フミコの耳の穴に小指を入れ、ふとももを鷲づかみをする源さん。


「ひぃぃぃ」


全身が跳ね上がるように泣き叫ぶフミコ。


「あんたには夜叉が住んでおる。吐き出して楽になりや」


耳にいれた小指を振動させながら、今度は胸をつかむ。


「ひぃぃ、いやいや」


源さんが考え込むように、目をつむりながら天井を仰ぎます。

私が、フミコの顔をチラッと見たとき

ニヤリと勝ち誇った表情をしました。

なんだかゾッとする顔。

その瞬間。


「集中せんかーっ」

パチーン。


源さんの手の平が鋭く、フミコの尻を叩いたのです。


「あぁ、いいいぃ」


歓喜の声とともに、身体が痙攣しています。


「それ、感じるとこちゃう」


源さんがボソリといい、苦笑しました。

滑稽なやりとりで、私はクスリと笑ってしました。


何度も何度も繰り返していくうちに

フミコもぐったりと力を弱めます。

そして、ポツリと言ったのです。


「な・なんども、違う男の子どもを流してもうた・・・」


すかさず、縄をほどくと

しっかりと抱きしめて髪をなぜ始めた。


「ええこやな。よーがんばった」

「うん」


ニコッと笑ったフミコが少女のように変わったのです。

どうやら、ひと仕事が終わったようです。


一夜目 その五 帰依へつづく。

>>一夜目 その五 帰依
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<一夜目 その三 縛らず師>


「かけ込み寺いうてもな、変な団体活動ちゃうんや」


と源さんは、私の思いを察するかのように言いました。

変わった女だらけで、しかも拷問部屋のようなものあるし、

そう思わないほうがおかしい。


「ナルさん、エスエムいうのを知ってるやろ?」

「はぁ、女の人を縛りあげたり、鞭でぶったりするやつでしょ?」


うぁ、やっぱりこの爺さん、SMプレイを見せつけるために呼んだんかも・・


「ワシは、秘め事を見せつける趣味はないでぇ、わはは」


またもや見透かされた。


「実はな、家におる女達はエスエム中毒、抜け出されへんようになった人達なんや」

「!」


源さんの癖であろう、後頭部をさすりながら言いました。


「普通は、望んでそういうプレイをしはるんやったら淫乱で終わらせるやろ」

「やけど、ここに来る人は心の深い闇につけこまれて抜け出せなくなってもうたんや」

「なっ?」


フミコという女性のほうに、源さんは振り向いて賛同をえようとするが

本人は一点を見つめながら無言のまま。


「ゴホン」


気まずそうにまた私に顔を向けなおすと


「普段の生活には支障ないんやが、会話をしても上辺だけになってまう」

「心を閉ざしてもうとるんや」

「やっかいなんは、エスエムをして強引にせな、感情を出せんようになってもうてるとこや」


ズズズとコーヒーを飲んで一呼吸置きました。


「本位やないが、プレイをしながら閉ざしている原因を探り出して

手をひかせてあげなあかんのや」


「んんん」


私は、わかったようなわからないようなそんな気分です。


「このままほうっておいたら、縛る相手を次から次へと、延々に探してボロボロになりよる」

「いわば、迷い猫やな」


この爺さん何かスゴイことができることはわかりました。


「そういう連中が、まわりまわって駆け込んでくる寺、ワシはさしずめ縛らず師ちゅうわけや」

「し・ばらずし?」


なんだか、どんどんわからない世界に引きずり込まれていくようです。


「ちょっと待っといてや、着替えてくるわ」


さっと立ち上がり部屋を出て行きました。


フミコという女性と、広い部屋にふたりきりになってしまいました。


気まずい。


私は彼女を見ないように部屋の隅々を見渡しています。

なんだか、強い目線を感じます。

チラッとフミコの目とあってしまいました。


「ニヤッ」


上目遣いに、溶けるような目をして私を見つめています。

背筋がゾッとし、変な汗が背中をつたっています。

さきほどのおびえるようだったフミコという女性。

別人のように、私にこびるようなしぐさをしています。


「こ・これが中毒というやつか・・」


いつの間にか隣に座り

私の肩にしなだれかかり、頭の胸にうずめようとします。

フワッと洗いたてのシャンプーの香りが鼻をかすめます。


スッ、バタン。

ふすまが開くと源さんが走りより


「はじまりよったか!」


といいながら、フミコの手をひっぱりあげ、


「こんかい!」


腹の底に響くような声で、先ほど見た拷問部屋? へ連れて行きます。

振り返りざま、私にむかって


「ナルさんもついてき」

「はい」


足のしびれと、緊張でよろけながら立ち上がり

もつれて尻もちをつきました。

よろけながらも、拷問部屋へ向かいました。


ふんどし姿というのを初めてみた瞬間でした。


一夜目 その四 夜叉がいるへつづく

一夜目 その四 夜叉がいる



重いものが続いたので、少し軽めのものを一報。

時代によってヒーローヒロインは違うもの。

この動画は、ジャイアントロボ -地球が静止する日ーのパロディ。

作品は横山光輝先生のキャラクターのオールスターキャストの名作です。


この曲と歌詞がみごとにマッチングしていてスバラシイ。

善と悪の世界に歓喜した、私たち世代の少年心といえましょう。

編集からして、プロの編集者ではないかと推察されます。


私のピグでいつも身に着けている赤いマフラーは

昭和少年の心。

いい歳をしてガキな部分も一面あるということかもしれません。


この動画はなにげに元気がでます。

「命きけーん」というフレーズがお気に入り。

今はなき、「蒼き心の夕焼け団」のテーマソングにしたかったぐらい。(笑)
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<一夜目 その二 駆け込み寺>


足元が反射するぐらいにピカピカに磨きあげられた廊下を、源さんの後について歩きます。

奥のほうから聞こえてきた女たちの部屋の前を通ると


「まだ起きてたんか? はよ寝なさい」


と一声かける。

ちらっと部屋の様子を見ると4人の女がいました。

台所兼食堂のようで

出迎えたジャージの女、肩パットの入った高級そうなスーツを着たワンレングスの女

くびれがなくなるほど豊満な少し気の強そうな女

そして、乳飲み子をかかえて下を向いて暗い顔をした女でした。

食堂のテーブルにそれぞれ座っているが

お互い干渉せずか、ウォークマンを聴いているものもいました。


「はあーい」とけだるそうに奥へ引き上げていきました。


奥の部屋へ通されると

家具ひとつない畳張りの広い所でした。


大木をそのままスライスさせてテーブルにしたものが中央に置かれ

分厚い座布団が3つ敷いてありました。


ひときわ目立ったのは、

壁に畳ほどの枠に入れられた、太い一筆書きで○を書かれたものが飾られていました。


「まあ、座り」


向かい合ってめいめいに座りました。


「早速やが、ナルさんにここを手つどーてもらいとぉーてな、連れてきたんや」

「はぁ」


夢を見ているような感覚でうつろに返事をしました。


「さっきの女達、驚いたやろ?」

「あれでも、みんな自立しててそこそこ責任ある人ばかりや」

「へー」

「あのジャージの女性は、ああみえて新地の店でナンバーワンやった人や」

「えーっ」

「女は化けるでぇ、気つけや わはは」

「ちょっと待っててや、もうすぐ来るはずやが、コーヒー入れてくるわ」

「さっきの女連中は、お客さんやからな。コーヒー入れるのもワシがやるんや」

「わははは」


と笑いながら、先ほどきた所へ引き返して消えていきました。

シーンと沈みかえる部屋をキョロキョロ見回していると

先ほど気づかなかった別の戸が半開きになっていました。


薄暗い部屋には、分厚い頑丈そうな梁があり縄が吊るされていました。


「げっ、拷問部屋?」


そっと覗いてみようかと立ち上がった瞬間

ガラガラと玄関の引き戸の音がしました。


ビクッとして座りなおしました。


「ちょうどよかったわ」


と、遠くで源さんの声が聞こえ

台所のほうから足音がして部屋に向かってきます。


ふすまが開くと

源さんと女性が並んで立っていました。


「おまたせ」

「こちらはフミコさんや」


ぎこちなく頭を下げます。


「座ろうか」

源さんがテーブルにコーヒーを置くと

私の正面にテーブル越しに座りました。


女性は年のころ30代半ばくらいで

地味なグレーのワンピース、流行からは外れていますが

品のある感じでした。


色白で奥二重、とびきり美人ではありませんが雰囲気のある女性。


「フミコさんは、ええとこの奥さんでワシがしばらく面倒もとるんや」

「はぁ」


面倒って何の面倒やねん? と思いました。


「ここはな、迷い猫の駆け込み寺やねん」

「駆け込み寺?」


うそのようなことが、これから始まるのです。


一夜目 その三 縛らず師へつづく

>>一夜目 その三 縛らず師



四面楚歌。

逃げ道もなく、今までの生活や生きるすべをなくしかけた時期がある。

自分の仕事に人生に後悔し、生きていることが辛くなる。


それでも前を進まなければならない。

私は歌を何度も何度も聴きながら、かみしめて涙する。

そうして、一歩を踏み出すのだ。


「悩み多き者よ」そんな時、背中を押してくれた曲だ。



P.S 様々なコメントをいただきましてありがとうございます。

「月と蛇と」は、自立編を含め、長期連載を予定しております。

ときおり、別の内容も箸休めとして挟んでまいります。

引き続き、ご愛読よろしくお願いします。


意識していなかったんですが

団鬼六先生の「花と蛇」にタイトルがそっくりになってしまい

杉本 彩の結婚ニュースのたび(笑)

タイトルを変えようかと迷っています。


唐突にタイトルが変わるかもしれませんが

その時は笑って許してください。
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尚、20歳以下の未成年やこういった話が不快に感じられる方はご遠慮いただきますようよろしくお願いします。



<一夜目 その一 謎の男 源さん>


なぞの初老の男に連れ込まれた私。

腕を組んで、車に引き込んだ女は運転席へ。

後部座席に初老の男と並ぶように座りました。


「やばいすじの人かもしれん。逃げる隙ないわ。どないしよう」


見透かしたかのように男は、内臓まで響くような独特の声で


「にーちゃん、強引に引き込んですまんかったな」

「は・はい」


白い歯を見せながらまんべんの笑みで


「ワシの名前は、辰巳 源いうもんや。にーちゃんが思うてる、やーさんちゃうで」


わはははと笑うと


「にーちゃんの名前は?」

「はい、マツシタナルキヨです」

「ナルキヨ? 変わった名ぁやな どんな字を書く?」

「ナルは成功の成、キヨは柴田恭平の恭と書きます」

「恭順してるようにみせかけて、実は成功するか。したたかな名ぁやな」

「ワハハハ」


言われてみて、はじめて自分の名の意味を知り

気持ちも少しほぐれて、落ち着きました。


奈良方面へ向かう車は、やがて住宅街の古そうな家の前にとまりました。


「ねーちゃん、今日はご苦労さん。タクシー代や」

と、懐からむき出しの札を女に渡しました。

「きゃ、源さんまたよろしう」

といいながら、暗がりに消えていきました。


「今の人、源さんのいい人とちゃうんですか?」


と率直に聞いてみました。


「わはは、ちゃうちゃう」


後頭部をさすりながら


「あれはお人形ちゃんや。ワシ、車持ってるのに運転よーしひんねん」

「ワシは、若い人が集まる所が好きでな。

爺さんひとりではなかなか行くこともでけへんから、頼んで付き合ってもうてるんや」

「お人形さんやから、いろんなタイプで楽しみたいやろ?」

「さあ、家にはいろか」


家を囲むように木々が覆い茂り、古いけれどしっかりした家の門をくぐりました。


「まあ、入り」


鍵は開いており、引き戸をがらがらと開けると

中から、「源ちゃん、おかえりなさい」と女性が出迎えます。

ジャージ姿の地味な感じの20代くらい、

奥さんにしては若すぎます。


奥のほうから、「おかえりぃ、源さん」と

年齢がまちまちの数人の女の声が聞こえてきました。


「なんたらの箱舟みたいな、怪しい団体か?」

と、底知れぬ初老の男にまた警戒感が復活してきたのでした。


隅々まで綺麗に掃除された家の中に通されました。


一夜目 その二 駆け込み寺へつづく。

>>一夜目 その二 駆け込み寺
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○縛らず師を連載するにあたって

この話は、私が社会人として生きてきた顔とは逆の
もうひとりの私の記録です。

私は、サディストとマゾヒストの関係に生きてきました。

連載にあたって、露骨な性描写や表現は使いません。
そういう表現を匂わすことで想像いただくか
直接、私に聞いていただきたい。


できるだけ事実に基づいて書きますが
かなり古い記憶も多く、多少の脚色があるとは思いますが
ドキュメント小説として
お楽しみいただければと思っています。


尚、20歳以下の未成年やこういった話が不快に感じられる方は
ご遠慮いただきますようよろしくお願いします。



<序章>


私は、いわゆるアダルトコンテンツで見かけるような

道具を使ったり、罵倒のうえでの主従関係のものとは違い

独自の道を進めてきました。


どういったものか? は、お話を進めていくうちに

わかっていただけるかと思います。


こういった道をなぜ踏み込むことになったのか?

故人ではありますが

師と呼ばれるような人と出会ったのがきっかけです。


1985年頃、デザイン学校に通う私は

授業に必要な画材費を稼ぎ出すことと

当時、まだ旅行が一般的ではなかった中国・上海への渡航費用のため

とある居酒屋でアルバイトをしていました。


学校の授業もそこそこに

夕方5時に入り、深夜12時まで給仕の仕事についていました。

慣れない給仕に悪戦苦闘の毎日。


そんな夏の夜、

珍しく粋に着流した着物を着た色黒でがっちりとした初老の方と

当時まだ一般的ではない紫色のボディコンシャスを着た

年のころ20代後半の美女が入店してきました。

異彩をはなつカップルではありましたが

不思議とマッチしていました。


私はその方の担当になり

いつものように給仕をしました。


何度か運んでいると

黒く焼けた顔に真っ白の歯でまんべんの笑みを浮かべながら


「にーちゃん、ここのバイト終わったらうちこーへんか?」


唐突な言葉にとまどいながら


「はい、機会があれば」


とそつなく答えて調理場へ戻りました。


その日から、その方は何度か店を訪れました。

うらやましいことに

来るたびに連れの女性は違っています。


「どこかの成金社長か?」


と思っていました。


ある土曜日。

仕事が押して帰りの終電に間に合わず

どこかで時間をつぶそうかと店を出たとき

高級そうな車が止まっていて

そこから声をかけられました。

「にーちゃん、これから予定あるか?」

そう、初老の男でした。

「はあ、終電が間にあわなかったんで東通りあたり、ぶらぶら時間つぶすつもりです」

「ほな、車に乗りや。ええとこ連れてったる」

「・・・」


顔見知りとはいえ、

見知らぬ謎の男にどこに連れていかれるのかビビッていると、

車のドアが開き、綺麗な女性が私に歩み寄り

腕を組んできます。

そのまま、車に連れていかれ

中に押し込められてしまいました。


それが、運命の始まりとなったのです。


一夜目につづく・・

>>一夜目 謎の男 源さん
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私が幼少の頃の遊び場は

工場廃水が流れ続け、

とりおりフナが大量死するようなどぶ川と

廃棄された車の残骸が点々と置かれている空き地、

ひとり住まいのおばちゃんが放し飼いした犬が走り回っていた

「犬の山」というとことであった。


車の廃棄したものを再利用する工場が側にあって

その工場の息子、森田くんと友達でした。


工場の上がプレハブでそこで生活していた森田くん。

近所の友達と一緒によく遊びに行った。


ある日から、学校に森田くんが来なくなった。


工場の様子を見に行っても

稼動している様子もなく、静けさと古い油の匂いがするばかり。


数週間後、森田一家は「夜逃げ」したということを聞かされた。

「夜逃げ」という初めて聞く言葉。

夜中の人気のないうちに

荷物をまとめてどこかへ逃げたということを言うらしい。


もう一度、近所のあっちゃんと森田家のある空き地に行くと

そこには、家財道具がぶちまけられ

閑散と山積みされた風景が広がってる。


子供ながらに社会の現実を見たショック。

まわりは少し日が傾き

夕焼けの赤い空に染まっていく。


あっちゃんと積み上げられた畳に腰かけ

どぶ川と工場に沈む夕日を眺めていると

遠くからトランペットの音が流れてきた。

へたくそトランペットが同じフレーズを繰り返し鳴らす。


曲はずーとるびの「初恋の絵日記」。



パー心理ゲームをしてみませんか?
あなたの性格分析をいたします。

下記の4つの問いにお答えください。

1.朝起きたあと、鏡を見ます。
  顔のどの部分に目がいきますか?

2.あなたの身体のパーツで
  好きなパーツ、嫌いなパーツはどこですか?
  (理由があればお答えください)

3.2で答えた嫌いなパーツが改善できることがわかりました。
  改善する場所へ向かいます。
  その場所が見えてきました。どんな建物ですか?

4.担当者が現れました。異性のようです。
  どんな雰囲気の人ですか?


回答は、コメントか手紙、またはピグ内で声をかけてください。
診断結果をお知らせします。パー