カブトガニ? いや、さにあらず「エビ」のほう、
そう、カブトエビだ。
今は、住宅街に変貌して少なくなってしまったが、
ほんの数十年前の大阪近郊には、田んぼが広がっていた。
おたまじゃくしやガムシに混じって、こいつがよく泳いでいたものだ。
現在はまったくの畑違いに従事しているが
中学の頃は、生物の採集や分布にと野山を駆け巡っていた。
大阪の博物館のお手伝いも兼ねて、
大阪近郊のカブトエビの種類の分布を調査をしていた。
もともと、昆虫博士になりたいと子どもの頃からの夢もあってか
生き物に興味を持っていたのだ。
この、カブトエビというやつは日本に3種類生息している。
アメリカカブトエビ、ヨーロッパカブトエビ、アジアカブトエビ。
関西はアジアカブトエビが、ほとんどを占めている。
当時、大阪の一部の地域でヨーロッパカブトエビも確認されていたこともあり
北摂地域を担当となり、仲間と調査をしていた。
エチルアルコール入りの瓶に、捕獲したあと入れて標本にする。
性別や種類は、尾の付け根の突起で選別するのだ。
顕微鏡でひたすら、確認していく地味な作業だった。
カブトエビというやつ、淡水性の古代から変わらない甲殻類。
エビとついているが、エビの仲間ではない。
日本には、もともといない外来種だ。
生命力がとても強いしたたか者。
乾燥した土の中で、卵のまま何十年、何百年と過ごすことができ
水に覆われるとふ化をする。
当時の仲間が、大企業の重役になっていても趣味で、生き物を追っている。
私は、成績がともなわないため、別の道を歩んでしまったけれど
こちらの道に進んでいたら、ここにはいなかったかもしれない。
今も、熱帯魚飼育や博物館めぐりが趣味なのも、このなごり。
最近、山歩きの機会があっても疲れ知らずなのも経験からくるものかもしれない。
そういえば、シーモンキーという謎の生き物が
小学生の頃、大ブームとなりましたなー。^^
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