ストロングスタイル⑲-4 | ひとつ前のかどはさよならサヨナラ
なんだか、その金を遣わせたくなかった 


金をあげようとして財布から出そうとした時、少年はいらないと言った。 


知らない人にモノをもらっちゃいけないって言われてるから…


なんだか、時間が止まった瞬間だった。 


わかってんじゃんか、坊主

財布をしまい、じぁなとそこを後にした 


少年の姿が見えなくなってから、非通知で警察に少年の保護の要請をいれた 


何を余計な事してんだ 
と携帯を切ってつぶやいた

その後やり方を変えて金は回収したが、やはり母親は帰ってこなかったようだった。 


あの後、少年は誰かの前で泣けたのか気になった。 

何もしなかったけどね