ストロングスタイル⑥-3 | ひとつ前のかどはさよならサヨナラ


先輩の事務所に行く時には必ず猫の餌を買って行った。最初の何日かは、頼まれてやっていたが、何も言われなくても、餌皿に盛ってやるとこまでしてやっていた。

猫も飯の時間になると不細工な顔を足にすり寄せてくるようになっていた。 

仕事をすすめるにつれ、思った以上に先輩の仕事というだけで障害が多く、疲れた。 


そんな時に、

今回手伝ってもらってる仕事が片付いたら、少しのんびりしよいかなんて、考てるんだ

なんて言ってきた。 

次の日からの僕の行動は変わった。 

結論から言うと先輩をはめた。はめると決まってからは全てが順調に進んだ。 仕上がりは上々で、目標以上の結果が出た。

ただ、一部は勿論、ふところに入れたが、残りは先輩を狙った相手達にばらまいた。
先輩からの心付けだと言いながら土産の金を渡し、追放を約束した。

話を、まるで僕がつけたかのように演じた。

顔と好印象を売るには効果のある金額だった。 

   続く→