こんにちは!
今日はとても暖かく、穏やかないいお天気ですね。
周りから「本当に寒がりだよね」と言われる河合ですが、今日は薄手のカーディガンで外出しております。それでも汗ばむくらいですね。
春になり、薄着の季節。やはり皆様気になるのは「ダイエット」というところでしょうか。以前、ストレッチで痩せるのか?という記事を書かせて頂きましたが、今日はそもそも「痩せる」とはどういうことか?ということを書いていきたいと思います。
「ダイエット」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
きつい、つらい、大変…。このようなネガティブなイメージを持つ方は多いのではないでしょうか?実際にお客様とお話させて頂いても、ダイエットが続かないという方がとても多いのです。
「摂取カロリー」と「消費カロリー」のバランスで体重は増減します。
摂取カロリーが消費カロリーよりも多ければ体重は増え、少なければ減る。ただそれだけのことです。つまり、摂取カロリーが多い方は消費カロリーも増やせばいいですし、消費カロリーが少ない方は摂取カロリーを減らせばいいのです。文字にすると、なんて簡単なことだと思ってしまいます(笑)しかし、このように簡単にいかないからみなさん苦戦するのですよね。
体脂肪を減らす時には「有酸素運動」が必要になります。身体にある「脂肪」を燃焼させることでエネルギーを生み出すトレーニングです。ウォーキング、ジョギング、水泳などがあります。これらを20分以上行うことで、体内の脂肪がエネルギーに変換されます。
「痩せる=きつい」というイメージはここから来ていると思います。20分以上歩いたり走ったりするのは、慣れるまでとても大変です。さらにここには大きな落とし穴があります。
有酸素運動は、大量の汗をかきます。つまり体内から水分が排出された状態ということです。そのため有酸素運動直後は体重が減少していることがあります。しかしこれは、ただ単に水分が出ていっただけなので、水分補給をすればもとに戻ります。それが嫌で走った後水を飲まない方、とっても危険です。運動前、運動中、運動後、しっかりと水分補給をしましょう。理想は運動前と運動後の体重が変わっていないことです。サウナ=痩せるという考えも同様に間違っています。
1日走っただけで痩せていたら、世界中のだれもがスリムな身体を手に入れているはずです。コツコツと続けることで、体脂肪は少しずつ減っていくのです。
そしてもう一つ。痩せたらどうなりたいですか?その体型を維持していきたくないですか?
せっかく理想の体型を手に入れても、「リバウンド」という恐ろしいものが待ち受けていることがあります。過酷な食事制限や短期間で急激に体重を落としすぎるなど、無理で過激なダイエットを行った場合に起こってきます。
ダイエットは一時的なものではありません。
痩せたい、きれいになりたい、健康的になりたい、運動をしたいなど、最初の目的は様々だと思います。そして目標を達成したとき、次はそれを維持していくことが必要になってきます。維持できないと、リバウンドとダイエットを繰り返すことになるのです。
では、維持するためにはどうしたらいいのか?
有酸素運動と合わせて「筋トレ」が必要だと私は考えます。
有酸素運動は、脂肪を燃やすために行うもの。「筋トレ」は代謝を上げるものです。
多くの方は、ダイエットとして食事制限をされます。カロリーを制限しつつ有酸素運動を行うことで、体重が減少し「痩せた」という満足感が得られるからです。
「筋トレ」はみなさんがご存知の通り、筋肉を鍛えるもの。何でダイエットに必要なの?と思う方もいらっしゃるでしょう。
低カロリーな食事をしていると、一時的には痩せます。しかし、それを続けることで代謝が下がってしまいます。筋肉を作っている「タンパク質」の摂取量が減ってしまうからです。筋肉がしっかりついている方は、基礎代謝量も多いため「痩せやすい身体」なのです。逆に筋肉が少ない方は基礎代謝量が低く「痩せにくい身体」となっています。手に入れた理想の体型や健康を維持するためには、しっかり筋トレをすることで基礎代謝量を維持していく必要があるということです。
「筋トレ」と聞くと、特に女性は敬遠しがちです。ボディビルダーのような、ムキムキの、マッチョな方を想像しやすいからだと思います。でも大丈夫!女性ホルモンの働きにより、女性があんなにムキムキになることは、普通の筋トレでは無理なことなのです。女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、代謝が低く体脂肪がつきやすい、そして冷え性などの弊害も起こりやすくなっています。
もちろん、筋トレだけで痩せるわけではありません。有酸素運動、食事内容、生活習慣、そして筋トレ。これらを必要に応じて組み合わせていくことで、ダイエットになり、その体型を維持していくことが出来るのです。
