一期一会の話

今回の旅一日目で感動した『一期一会』の話。

山口県長府にある功山寺ってとこにて。七卿落ちの公家たちが滞在したり、高杉晋作が寄ったり、戦国時代に大内義長が自害したりしたところ。
そんな妄想をしながら中を覗いてると住職さんらしき人に声をかけられた。
住職『中入るんなら向こうからだよ～。』
私『チケット買ってません～。ここから眺めるだけでイイんです。』
住職『あっちは、４年に一度のご開帳だから見て行きなさいよ。どうせもう来ないでしょ。』
私『いやいや。また来ますよぉ。』
住職『絶対来ないよ。（決めつけ）。一期一会だからよぉ。』
私『！！』

そっかぁ。人と人の出会いも一期一会だけど、場所や風景や物とも一期一会だなぁ。
と感動したのでした。

結局、中には入らなかったのだけどね。
言葉に感動したまま寺をあとにしてしまいましたの。