夏休みの記憶を辿りながらの旅行ダイアリーがやっとひと段落
これはつい最近の出来事なので、ちょっと長くなるかも
赤坂ACTシアターに
ミュージカル「ビリー・エリオット」を観に行ってきました
最初にこのミュージカルを観たのは2011年
家族とロンドンのヴィクトリアパレスシアターで
あまりの素晴らしさに衝撃を受けました
その時のチケットとパンフレットは今でも大切にとってあります
余談になるけど。。。私達が観る直前までビリーを演じていた1人が
今ハリウッドで活躍し、映画スパイダーマンシリーズの最新作でスパイダーマン役のトム・ホランド
最近これ知ってびっくり
(パンフレットの歴代ビリーのページ、1番右下がトム)
あれから私の中でNo.1のミュージカル
帰国後はミュージカルのもとになった映画
「リトルダンサー」も何度も観たし
本当に大、大、大好きな作品です
だから…
日本版は、なんだかがっかりしそうで
正直、観るのやめておこう、、、と思っていました
でも、この夏NYに行った時にブロードウェイで観るつもりが、残念ながら休演中だったし・・・
ネットやテレビでの日本版の評判を見ていると、だんだん観たくなってきて・・・
遂に娘と行っちゃいました~
前回ロンドンで一緒に観た時はまだ小学生だった娘も今ではJK
「ビリーエリオットまた観に行かない?」って誘った時は
「え〜っ、日本版でしょ〜大丈夫なの〜」ってやっぱりの返事最初の私と同じリアクション
ちょうどあの頃は娘もバレエやミュージカルを習っていたし、小学生ながらロンドンで観たビリーエリオットは今でも忘れられない衝撃的なミュージカルらしい…
だけど。
幕が開いたら、娘も私も見事に裏切られました
さすが日本人真面目できめ細かい努力家の国民性で
素晴らしい作品が出来上がっていました
総合的なテクニックは劣るかもしれないけど
はっきり言って日本版の方がはるかに泣いた
炭鉱が舞台ということで、登場人物の話すセリフはかなり訛りがあるイギリス北部の英語
何言ってるか理解できないセリフがいくつかあったり
イギリスクォーターの夫は大笑いしてたけど、私は全く笑えないブリティッシュジョークもたくさん
今回改めて日本語で聞けて(しかも何故か南の九州弁)、ストーリーに入り込めたのかもしれない
有名な曲「electricity 」→「電気〜〜」ってそのまま訳して歌ってても
笑わず感動できたもん
そんな訳で、涙.涙のビリーエリオット日本版の沼に
すっかりはまってしまった私…
友達誘ってまた翌週に行ってしまった
だってビリー役5人いるし、他のビリー君も観てみたかったんだもん
でもツイッターとか見ると、熱狂的ファンもたくさんいらっしゃるようで、ロビーにはそんなファンからの素敵なお花がいっぱい
もうすぐ東京公演終わりって時に2週続けて観にくることになろうとは
でも日々進化する子供達だから、後半になるほど完成度が増してちょうどいい時に観れたかもね
1度目は、私の中でのビリーのイメージに1番ルックスがぴったりくる子で、さらにネットやツイッターのクチコミを読みながら他のダブルキャストの役者さん達を決め、その組み合わせが合う日を選びました。
このビリー君、思った通りイメージぴったりだし
とにかくパワフル
アクロバティックな宙返りやブレイクダンスなど彼の得意分野を上手く取り入れたダンスが素晴らしかった
2度目はバレエが上手い子と歌の上手い子で迷ったけど、他のダブルキャストの方達を前回と違うキャストにしようと選んだら歌が得意なビリー君の日になりました
私は音程がとっても気になるタチなので
やっぱりあの歌の上手さで感情もさらに入ってしまい、彼の歌声聴く度にぽろぽろ
この日観に来ていた槇原敬之さんもぽろぽろだったってツイッターにあげてた
隣に1人でいらしてた男性もタオルで顔をおさえズルズルやってたし、後ろの少女なんて声出して大泣き
周りみんな彼の歌と演技にやられてた
それぞれのビリーがそれぞれの得意分野、良さがあるだろうから全員観たいとこだけど、残念ながら残りの東京公演のチケットはもう完売らしい
今回のビリー達はこの先成長して声変わりもするだろうし、とても残念な事だけど、今回しか観られない
今後またこれだけの人材を発掘し育てるのは本当に大変だとは思う…
でも、全てを兼ね備えたビリーそのものにいつか会いたいな〜