うれしいこと。生理前症候群ならぬ誕生日前症候群らしき憂鬱にやられた、今年。まさか自分の年を呪うとは。まあ、それはさておき。今年もまた、してやられた。ワタシのかわいこちゃんたちに、やられたよ。曰く付きのケーキでね。ありがとうだけでは足りません。年をとるのも、悪くないかもな。いや、そうでもないな。
齢。一年でいちばん大切な日は自分の誕生日だった。前の誕生日からの一年をあらためて見つめ直して反省したり、リセットしたりひとつ年を重ねられることを感謝したり。今年は素直に感謝できそうにありません。なぜならば、それはつまりそういうこと。それでも、儀式はこれからも続いていくのです。
記憶。全部残さず憶えておきたい。忘れたくないんじゃなくて憶えていたい。きっと、今が、いちばんしあわせだから。言い争いも全部腕の中の記憶も帰り道の、綺麗な景色もキミは忘れてしまうだろうこと、全部ワタシは、憶えていたい。消えない不安。安心できる日なんてむしろこないかもしれない。それでもいちばん近くでキミが少しずつ大人になっていく過程をワタシは見ていたい。ワタシは、やっぱり、どうかしてる。キミのにおい。ワタシの、唯一、安全な場所。
王道。はじめてだった。こんなクリスマス、はじめてだった。キミとははじめてのことが多すぎる。箱いっぱいのワタシのすきなものたち。ほんとにすきなもの、箱いっぱい。黒い瓶に入った、すてきな飲み物。これも、死ぬほどすきなもの。それを選びながら考えていてくれたのはたぶんきっと、ワタシのことなはず。なによりそれが、うれしかったの。素直じゃないからうまく伝わらないかもしれないけどすてきな時間をありがとう。
華奢。いつのまにか特別な時間が日常の一部になった。なくさないように、大切に。大切にしすぎて、なくさぬよう。見失わないように、慎重に。慎重になりすぎて、見失わぬよう。その華奢な指にもうすこしのあいだ、あまえさせて。
sick。いっしょに、いたかったのにまた、言えなかった。どうしても、心細くて特別、何かしてほしいわけじゃなくてただ、いっしょにいてほしかったの。でも、キミが疲れてたのわかってたしわがまま言えない。だって、ワタシは大人なんだもの。
現実。電話の誰かに地元の友達って言われたこの現実。独りよがりの、極みだね。こんなにみじめな気持ち生まれてはじめて。そういう風にしか紹介できない自分の立ち位置を思い知らされた。恥ずかしい思いをさせていたんだなって気づいた。