前日に続き、心の奥底から揺さぶられるようなライブだった。
場所は「KT Zepp Yokohama」。2日目の参戦は、OZROSAURUSとの対バン。
照明は落とされ、淡く光る中でセッティングだけが浮かび上がっている感じが、これから始まる非日常を予感させた。
開演を待つ間、観客のざわめきと静かな緊張感が入り混じるあの空気がたまらない。
045スタイルの圧巻のパフォーマンス。どっしりとした存在感と、地元・横浜への誇りが伝わってくる。
「今ここにいる理由」を全力で響かせるようなステージだった。
そしてOZROのライブが終わると、RIZEの機材に切り替わる転換タイム。
照明の色が変わり、スタッフの動きが増えるたびに、フロアの熱量もじわじわと高まっていく。
次はRIZEだというワクワクが、場内を包んでいた。
爆音とともに空気が変わる。生音の重低音、ドラムのキレ、Voの叫び、すべてが“本物”。
RIZEって、音源でももちろんカッコいい。でもライブでは、その何倍もエネルギーがあふれ出して、観客を一気に引き込む圧倒的なパワーがある。
気づけば、叫んで、跳んで、拳を振り上げていた。
テンション上がりすぎて、声が枯れそう。体はバキバキ。でもそれでいい。
この筋肉痛と声枯れは、“全力で楽しんだ証”。
しかも大人になると、こんなに全身で感情を解放できる場所ってなかなかない。
あの空間にいた自分を思い出すと、胸が熱くなる。
これからライブに行く予定の人には、心の底から伝えたい。
体で感じて、魂で受け取ってほしいって。