一番好きなバンド、RIZE。
彼らがライブをやると聞いたら、行かないという選択肢はない。

今回のチケットは、RIZER’S CLUBの会員先行で確保した。

毎回激戦のRIZEライブ。少しでも確実にあの“音の現場”にいられるなら、迷う理由なんてどこにもない。

そして迎えた6月17日、会場はZepp Diver City Tokyo

開場前からすでに高揚感が漂い、ファン同士の空気もピリッと熱を帯びていた。

まだ音が鳴っていないのに、会場の一体感がじわじわと伝わってくる──それだけで、今日が特別な夜になるって予感していた。



19時過ぎ、ライブスタート。

一音目が鳴った瞬間、空気が一気に変わった。

鼓膜じゃなく、腹の底が揺れる。

音が“届く”というより、魂に直撃するような感覚。

MCで、印象的な一言があった。

「もう8年もアルバム出してないんだけどさ…」

その言葉を聞いて、時間の流れとRIZEの今をあらためて実感した。

音源を出していなくても、こうしてライブで鳴らしてくれることの重み。

“今ここにいること”の奇跡が、じんわりと心に沁みた。

会場中がジャンプし、叫び、拳を突き上げる。

メンバーの表情、目線、MC──すべてが“ライブでしか味わえないもの”だった。

ライブ最高すぎたーーー!!!

この感動、きっと一週間どころか、ずっと消えない。

RIZEのライブは、生で体感してこそ真価がわかる。

音ではなく“魂”で聴く。あの夜は、それを思い出させてくれた。