「詰め放題」って、なんであんなに本気になっちゃうんでしょうね(笑)


先日、千葉県の「道の駅 木更津うまくたの里」にふらっと立ち寄ったときのこと。

地元の新鮮な野菜や名産品がずらりと並び、平日なのにとっても賑わっていました。


そんな中、ふと目に入って、思わず立ち止まってしまったのが…このワード。


「クレイジーピーナッツ 詰め放題」


…この名前、ズルくないですか?(笑)

たった一言で「やってみたい!」という気持ちをかき立ててくる。

もうこの時点で、勝負は始まってました。



近づいてみると、ヨーグルト・チーズ・紅いも・黒ごま・抹茶などなど、

味も色も豊かなフレーバーがずらりと並んでいて、目移り必至。

これはもはや、お菓子というよりアート作品の展示では…?


ルールはシンプルで、「カップに好きなだけ詰めて、フタが閉まればOK」。

でも、それがめちゃくちゃ奥深い!


詰める順番、隙間の埋め方、丸みのあるピーナッツ同士のフィット感…。

考え始めると止まらなくなって、もはや“知恵の輪”。


そして、ついに運命の瞬間がやってきます。


「よし、完璧に詰めた!」とフタを乗せたそのとき——


…閉まらない。


ほんの1mm、最後の最後で浮いてしまうフタ。

詰めた種類が多すぎたのか、角が甘かったのか…

もはや「あと1粒減らすかどうか」で心が揺れ動くレベルの真剣勝負。


そんなとき、近くにいたお店のスタッフさんが声をかけてくれました。


「あと3つは入りますね」


えっ!?マジですか!?

限界に見えたカップを軽やかに見直し、スッと3粒追加。

そして…本当に、フタがピタッと閉まったんです!


「それ、オッケーなの!?」と心の中でツッコミながら、

でも、なんかものすごく嬉しかった。

自分の努力(と欲)を肯定してくれた気がして(笑)




詰め放題って、ただの“量勝負”じゃないんですね。


選ぶ楽しさ、工夫する面白さ、そしてちょっとした人とのふれあい。

その全部が、カップの中にギュッと詰まってた気がします。


次回はもっと作戦を立てて、フタぴったり職人を目指します!

……でもやっぱり、「全部入れたい欲」には勝てない気もしてます(笑)


【道の駅 木更津うまくたの里】

〒292-0205 千葉県木更津市下郡1369-1

TEL:0438-53-7155

営業時間:9:00~17:00(年中無休)

▶︎ 公式サイトはこちら → https://chiba-kisarazu.com/