父と木ノ葉 | 桜羽未華(^▽^)『KEEP SMILING♪』

父と木ノ葉

いつかの父と木ノ葉の写真
淋しがり屋で甘えん坊な木ノ葉は天国に誰も知ってる人がいなかったから、
木ノ葉が父を早めに呼んだのか、
父が木ノ葉を案じ早めに迎えに行ったのか、
告げられた余命よりも早く
5月29日に父は木ノ葉に会いに天国へ旅立ちました。

その日の前日、私の夢の中に父が出てきました。歩けなくなっていた父が実家の階段をゆっくり上り2階にある自分の部屋に約半年ぶりに帰ってくる夢でした。
夢の中で私は驚いて「治ったの!?」って聞くと父は何とも言えない優しさと切なさが混じったような微笑みで「うん」とやわらかく頷いてました。
私は嬉しさと不安な気持ちで「いちお病院に確認しなきゃね」と父と兄と祖母に夢の中で言ってました。
そんな短い夢。
今はその2階の父の部屋にお骨になって帰ってきました。元気で帰ってきたかったね。

こういう夢ってあるんですね。

父と木ノ葉は同じ7月23日生まれ。
亡くなるのも木ノ葉が虹の橋に行った3月29日からちょうど二ヶ月後の29日。
不思議がいっぱい。

涙が止まったり溢れたりまだまだ心がふあふあな中、
葬儀の打合せの時に木ノ葉と父の事をフューネラルディレクターさんにふわふわ話をしましたら、
父がお通夜や葬儀以外でも部屋を移動する度にどんな時も木ノ葉の写真をそっと父の近くに置いて下さり、まるでふたりの葬儀の様にしてくださいました。


葬儀前の記念撮影タイム。
(記念撮影なんてあるの初めて)
父の写真と木ノ葉の写真
担当してくださった暖かいフューネラルディレクターさんやその他のスタッフさん達のお陰で、
父、家族そして私にとっても最高の葬儀となりました。
有難うございました。

そして毎週YOUTUBEで(テレビ放送は関東エリアのみなので)見逃し配信を楽しみにしていたり
大阪まで映画を観に行ったりする程、楽しんでたTV忍者烈風。
木川プロデューサーや忍者烈風、月兎のはつかり、そしてL4からもご供花を賜りました。
お花達を目にした時、驚き感動し色んな方々の顔が思い浮かびまた涙が。。
素敵なお花をいただき父がとても喜んでいるのが想像できます。
心より有難うございます。


まだまだやっぱり悲しくて涙が溢れてしまうけど、
年明けからの入院でたくさんたくさん辛い思いや想像できない強い痛みや恐怖を抱えてきた父。
とても早いスピードで悪化していき、こんなに酷く苦しむ表情をする父をみるのも正直辛かった。
私に出来たことなんて本当にちっぽけで。。

けれど息を引き取った後の驚くほど優しいやわらかい笑顔で眠ってるお父さんを見て、
やっと身体の痛みから解放され楽になれたんだろうなと。悲しい中にも安心というのか、そんな気持ちが行ったり来たり。

67才。
もっともっと元気に長生きしてほしかったな。
お父さん ありがとう。
ずっと愛してるよ。

木ノ葉をよろしくね。
またね