「っくしゅん」
朝の演習場に、小さなくしゃみが響いた。
「風邪か?」
「ん…わかんない。なんか頭痛いけど、大丈夫」
強がってはいるが、くしゃみをした張本人に元気はない。
ネジは一つため息をつくと、呆れたように言った。
「どこが大丈夫だ。送るから帰るぞ。」
「でも……ネジは明日…」
そこまで言うか言わないかのところで、テンテンの体は傾き、倒れる。
間一髪だが、その体はネジの助けによって地面に着かずにすんだ。
「おい、テンテン!」
柄にもなく大きな声を出すが、彼女に応答はない。
「くそっ」
舌打ちを一つし、ネジは急いでテンテンの家へと向かった。
ひやり、と冷たいタオルの感じで目が覚める。
「ーーん、ネ…ジ?」
「気がついたか。熱だして倒れたんたぞ」
「ごめん…。ネジが運んでくれたんだよね、タオルも…」
申し訳ないというように、テンテンが呟く。
ネジはもう一度ため息をつき、聞かせるように話す。
「別に大丈夫だ。明日の事も問題ない」
「でもっ…」
「とにかく風邪を直せ。どんな修業よりも、お前が見てくれてる方が頑張れる。」
そう言うと、テンテンの顔には笑顔が戻る。
「うん!じゃあ、風邪治すから明日絶対頑張ってよね!」
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「勝者、日向ネジ!!」
わあっと会場に歓声がかかる。
テンテンは歓声を後ろに聞きながら、ネジの元へと急ぐ。
下に降りると、大好きな彼の姿。
だから、彼女は満面の笑みで言う。
「ネジ、上忍昇格おめでとう!!」
何よりも、君の応援が一番効くから。
これからも側に居てください。
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あとがき
最初は、ネジが看病する話にしようと思ってたのに
何でこうなったんだろう…
文章めちゃくちゃだし…
とりあえずネジにはテンテンが一番だって言うことは
伝わった……と信じています
