今日は6回目のtaitaiの日。

妹ちゃんは一昨日で5歳になりました。


そして、先週末は他のご先祖様の法事と重ねて6回忌を執り行いました。


お坊さんのお話の中で、浄土真宗の考え方の話になりました。

浄土真宗の考えは、いつか私たちもお空に行った時にあの子にまた会える。その時まで生き抜きましょう。さよならなんじゃなくていつも近くにいるし、また会えるんだよ。

そういう考え方なんだそうです。


taitaiと離れ、しばらく泣いて暮らし、思い出しては泣き、自責の毎日。

ある日、ふと思いました。


こんなに母親が悲しみ、なぜ、どうして、私のせいと毎日泣き暮らしていたら、taitaiはどう思うのだろう。

それは空にいたとしても、こちらの世界にいたとしても、子供達にとってはいつまで経っても安心できない、気になってしまう、自分の夢に向かって自由に羽ばたけないのではないかと思いました。


それじゃいつか会える日まで、私はかっこいい生き方しよう。息子を留学させている気持ちで、私は私を生きることに決めました。


とはいえ、涙もでるし、今頃どんなだったろうかと心がキュッとする瞬間もあります。


でも、お空で会えるその時に、ママかっこよかった!と愛する息子に言ってもらいたいがために、

今日も踏ん張って生きるのです。


6年目もかあちゃん踏ん張って生きるよ!





少し前から娘ちゃんは、神様のことや

お腹の中のことを話すようになりました。


今はYouTubeとかでいろんなことを知るので、

1兄さんの時とは違って、


最初はふぅん くらいに聞いていたのですが…



神様(ほとけさま?)のポーズをよく真似するようになりました。


両手の親指と人差し指を輪っかにして、

神様はこうやって目を瞑っているんだよーと。


お寺の仏像をみたんだろうか…


事あるごとにそのポーズをして見せます。



先ほどは、みんなの名前の由来が気になったようで一人一人の兄弟の名前を聞いてきました。


わたしは?と聞かれたので、2兄さんがつけたんだよと言うと、


私の名前が決まったとき、神社で決めたんだよね?

と言われました。私おなかから見てたんだよ!と。


2兄さんが名前を決めたとは言ったけれど、

実はそれより前に私が神田明神に行ったときに、

良いなぁと感じた名前と2兄さんが言った名前が一致したのでつけたのです。


お礼参り


思えば初めて神田明神に行った日はtaitaiの初めてのお誕生日の日。

本人不在で辛かったけど、天使ママさんたちのパワーに包まれて乗り切れた日でした。


そして娘ちゃんがお腹に来たばかり。

無事に育つか不安でしたが、その時にお馬さんに出会い、その名前が可愛いなと思い、名前の候補になっていきました。


娘ちゃんにはそのことは話していなかったけど、

その時の様子を話しているのかな…


そしてまた、神様のポーズをしていました。


頼もしい娘ちゃんは、来月で5歳ですが、いまや私の母親のようになっています。

娘のお誕生日がきたら、2日後はtaitaiの日。

早いものでもう7回忌。




taitaiがお空に向かった夜の数時間前。


おうちの近くの畑で採れた枝豆を


2兄さんはキッチンでもいでくれて

taitaiはその近くで見守っていました。




こんなふうに気持ちの余裕をもって、

食育しながら育児していきたいな。と


2人を見つめながら思っていたのを覚えています。


それから数時間後にtaitaiと離れて

あれから6年が経とうとしています。



今朝、2兄さんが近くの直売から採れたてを

たくさん買ってきてくれて。


思えばこの6年、枝付きの枝豆を買っていなかったなと。


またあの夜が来てしまうんじゃないかと

思ってしまいそうで

潜在的に手に取らなかったんだと思います。



枝豆はたくさん食べてたけど、

6年振りに枝から枝豆を外しました。

外せました。


こうやって1つずつ、振り返ることができるんだな。


来月は6回忌です。