翌日病院へ連絡し

夕方 先生から説明を受けることになった

 

 

診察室での先生
昨日とはちょっと違う印象

あれだけ「悪性」と言い切っていたのに
今日はそこまで言わない感じ

 

 

「大きい腫瘍があるので

良くも悪くもまず取った方がいいでしょう」…ぐらいの話し

 

 

やっぱり昨日は

大きさに驚いて思わず口走ってしまったのかな…と勝手に思った
近くにある総合病院でも手術はできるけど

あえて避けた私
 

 

手術をしてしまえばもうそれで終わりだから

知っている人がたくさん働いているところへ

わざわざ行きたくない…誰にも知られたくなかった
 

 

先生もパパも私の意見を聞いてくれて

車で数時間のところにある病院へ紹介状を書いていただくことにした

 

 

「病理の結果を待たずに予約を入れます
予約日前に病理の結果が届いたら

もう一度ご説明をしますので…」と
 

 

パパは一切動揺しない
私も昨日たくさん泣いたのでもう涙は出なかった

 

 

その夜

一番上の娘に報告をした

本当は話したくなかったけど

「長女にだけはきちんと話して...」とパパに言われ

 

 

きっとパパも

ひとりで背負っているのがつらいのかもしれない

 

 

案の定 娘に泣かれました

申し訳ない気持ちでいっぱいになるわたし

 

 

「まだはっきりしてないんだし..悪い方に考えずにいよう...」と

泣きながら励ましてくれた

本当にごめんね

 

 

 

後は病理の結果を待つだけ…