一通り終えて着替えをし
診察室へ
写真を見ながらもう一度
先生からお話しを聞いた
検査中に言われたことと同じ...
私が一番最初に言った言葉は
「このことを家族に言わず治療できますか?」だった
家族には心配や迷惑をかけたくない
だって、今こんなに元気だしどこも痛くない
ひとりで治療していけるんじゃないかと思いました。
でも先生の答えは
「やっぱりきちんとご家族にお話しをして
これからのことも協力していただいた方がいいと思いますよ」だった
そうか…そんなに甘くないんだな
私癌になったんだ。
そう思うしかなかった。
そして
大腸のカタチが書いてある用紙に
このあたりに、このような感じで腫瘍がある
悪性と思われます。外科的手術を考えます と書きこむ先生
「病理の結果が出るまで少し時間がかかりますが
ご主人に説明が必要であればご説明しますので..」と
用紙をいただき診察を終えました。
その時も
もっといろいろな説明があったかもしれないけど
もうほとんど覚えていなくて
車に乗ってから
「パパに何て言おう….」と
しばらく出発できませんでした