子育てってこんなに大変なの?子どものことがわからない!子ども産むまでこんなにイライラしたり怒りっぽい人間ではなかったはずなのに??とずっと悩んでいたが、なんとなく育てにくいと感じていたのはこういうことだったのかなと。読めば読むだけ、そうそう、そうなのよ、と心が救われたお守りのような一冊。




HSC
=ひといちばい敏感な子


5人に1

生まれつき、よく気がつき、深く考えてから行動します。

体の内外のことに敏感。

よく気づく得意分野は人それぞれ(雰囲気や表情、におい、ユーモア、動物とのコミュニケーションなど)。

悲しみや喜びを、他の子よりも強く感じている。

感受性が強く、豊かな想像力がある。


HSCかどうかを知るためのチェックリスト






赤ちゃんの特徴

よく泣く

眠らない、すぐ目を覚ます

注意力がある


HSCは治すものではない、自分らしさを伸ばす

育て方でもない、環境によって作られるものでもない、生まれ持った性質

大人になっても変わらないが、後天的な環境により目立たなくなることも

発達障害と誤解されることがある


なぜ慎重派と大胆派がいるか。

種の生存戦略 ブレーキ役とアクセル役


HSCの根っこには4つの性質がある

D=深く考える

O=過剰に刺激を受けやすい

E=共感力が高く、感情の反応が強い

S=ささいな刺激を察知する

この4つのうち1つでも当てはまらないならおそらくHSCではない。


1を聞いて10受け止める敏感な子は、あれしなさい、これしなさい言ってると処理しないといけない心の作業が膨大になり、それだけで疲れてしまう。指示命令は最低限にして、むしろ家が安らぎの場になるようにした方がいい。


ひといちばい敏感な子の中に、好奇心の強い子が30%いる

HSS highly sensation seeking 刺激探求型 

例えば、退屈しやすい、新しい場所に行きたがる、初めて出来事を楽しむ、珍しいものを見に行く


育てにくい子は、長い目で見れば、心配のない子

HSSは行動的ではあるが、すぐに押しつぶさせれしまい、求めてる平和が簡単に崩れるかんしゃくが激しく、文句が多い。ささいなことで、大げさに騒ぐ。ちょっと注意しただけで、逆ギレする。うまくいかないと八つ当たりする。被害妄想的に取る。過度に落ち込むのでフォローがたいへん。

友達と遊んでいると、それほどでもないことでも、ひどいことをされたと言ってささいなことで傷つく。実際に傷ついているし、それをうまく表現できないから、親に八つ当たりするしかなく、かんしゃくになっているだけで時にはわがままとしか思えない。

あるいはこんな自分が受け入れられるか不安で、確かめたいから、試し行動に出ているだけなのに、親にとっては、うんざりしてしまう。

親もだんだん疲れてきて、イライラ。ところがそのイライラをいち早く察知するのがHSCなので、それをさらに否定されたと思い込み、よけいに逆ギレする。

本当はひといちばい傷ついている、ひといちばい助けを求めているのに、それをうまく表現できず、逆ギレしたり意地を張ったりする、という形で出すので、よけいに怒られてしまう。

一方で小さい子の面倒をみたり、家族のケンカを仲裁したり、優しい面もある。


どう接したらよいか?

表面的な行動ばかりに目を奪われずに、この子は実は傷ついているのかもしれない、と考えてみる。

自分の思い通りにならない。親に叱られた。人が言うことを聞いてくれなかった。自分の思う結果が出なかった。こういう1つ1つが敏感な子にとっては傷つく原因になる。


自分をコントロールできるようになれば大丈夫。自分をコントロールする力。しかし後で自分が困るとわかっていても、反応を止められず、感情的な行動をとって、周りから孤立してしまうのが、こういう子の特性。大切なのは自分をコントロールしてくれる親の存在。気持ちを言葉にしてあげると、少し冷静になれる。まず怒ってないことを伝えて安心させ、ぎゅっと抱きしめて気持ちに共感する。HSCはもともも優しく賢いので、冷静になればコミュニケーションはうまくいきます。


親の育て方は子供の行動の原因ではなく、結果かもしれないと、考えてみる。


HSCは、空腹や疲労、恥ずかしさやイライラなど不快な状況になると、すぐに不安定になったり、自制心を失い、言うことを聞けなくなったりします。それを避けるために子どもの要求を受け入れることは決して甘やかしではなく必要なことなのです。


HSCが自己肯定感を持ちにくい4つの理由。

しつけの影響を受けやすい ちょっとした否定の言葉を、強く受け取り、あたかも全部を否定されたかのように取ることがある。 

自分に厳しい 自分をネガティブに見がち、そして自分を責めている。

手のかからない、いい子になりやすい 親や大人の気持ちを敏感にキャッチするので、大人が何を求めているのか、何を期待されているのか鋭くキャッチする。 

集団生活が苦手


親ができること

強い語調で叱らない

いいところを見つけて褒めるようにする

無理をしていないか考える


自己肯定感を育む大切な10のこと

子どもを信じる

抱きしめる 強い不安を感じていたり、パニックになってたりするとき

共感する

気持ちを言葉にして返す

ネガティブな感情を吐き出させる

スモールステップを設定する

心の安全基地を作っておく

その子のペースを尊重する

少し背中を押してみる

他人と比べるより、自分のゴールを目指そうと伝える


敏感な子は人の笑顔が本当に大好きです


とても手がかかる状態になっているときは、子育てがうまくいっている証拠。

5人に1人の子を育てるときは、合わないアドバイスも多い

他の子と違う子を育てようとするなら、他の親と違う親になる覚悟が必要です。 


すでに持っている、子どものいいところに目を向けましょう

優しい、気がつく、正義感の強い、繊細、ユーモアのセンス、創造性、芸術への感性


好きなお母さんのトップは失敗するお母さん


HSCは人とは違う感性を持っているのでその分配慮が必要だけど、少しの思いやりで、見違えるほど生き生きとし、その才能を開花させる。

HSCが生きづらい社会は皆にとってもそう、それを誰よりも敏感に感じ取り、教えてくれるのがHSC。ある意味この社会を生きやすい世の中に変えていく、大切な役割を担っているのがHSC。そして、そんな素晴らしい可能性を秘めたお子さんを育てている親御さんにも、心からの敬意と感謝をお伝えしたい。



マンガでHSCの特徴を








自分もそうかも?大人はHSPと呼ぶ。HSPチェックリスト