ビリギャルの著者、坪田信貴の本


最初パラパラと読んでいる時はこれ言わないで子育てするなんて無理、と反発したい気持ちになったけど、じっくりと腰を据えて読み始めたら非常に納得出来る内容。


子どもの可能性を広げたい、のびのび育ってほしい

まずはお母さん、お父さんの言葉


選ぶ力、決める力、可能性を信じる力を育てよう


やめなさいと制限をかけるのではなく、その子に合った可能性を見せること


苦手だね、と言われると、子どもは苦手意識を持ってしまう

不思議とそれを証明するように思考したり行動したりするようになる。苦手ね、と言うか、ここはできたね、と言うか。この違いで子どもの自信も次の行動も変わってくる。


子どもは親の反応をよくみていて、こうした反応の繰り返しで、子どもの思考や,行動は変わってくる。


幼児期に聞いた言葉の数が、子どもの将来を決める


可能性を奪う言葉

拮抗禁止令

1完全、完璧であれ

しっかりする。ちゃんとする。自分にも他人にも厳しくなり他人の欠点が目についてしまう。自分が完璧でないことに不安や焦燥感を持つ。

2他人を喜ばせよ、満足させよ

いつでも笑顔で。他人に親切にして喜んでもらわなければ自分には価値がないと感じ、自分の気持ちよりも他人を優先しがちになる。

3努力せよ

常に努力していないと認められないと感じ、楽をしたりリラックスしたりすることが苦手になる

4強くなれ

泣くな、我慢しなさい、そのくらいなんでもない、痛くない。喜怒哀楽を出さず強さを示そうとするようになる。人に弱さを見せられず、すぐ泣いたり人を頼る人を軽蔑する。

5急げ

いつもせかせか、スケジュールが埋まってないと不安になる。


この拮抗禁止令として挙げられている言葉自体は幸せに生きていけるよう必要なものとして親が伝えているメッセージ。過度になると子どもを苦しめる


☆13の禁止令

1存在するな

お前さえいなければ。不幸の原因は自分だと感じ、生きるに値しない存在だと思ってしまう

2何もするな

厳しいしつけ、過保護、過干渉で行動を制限され、大人になっても自分で何をしたらいいかわからず、指示待ちに。積極性に欠け、他人の意見に従うように

3成長するな

子どものままでいてね、今のままでいてねと甘やかし、自立を否定される

4感じるな

我慢させられたり、無視されたりすると欲求や感情をおさえるのが癖になる。物事に無関心、無感動になる。

5お前であるな

本当は男の子がほしかった、女は損をするなど、性別やアイデンティティを否定。周りの評価や常識に左右されるように

6子どもであるな

お兄ちゃんなんだから、と自立を促され、自由にできない。責任感が強くなりすぎる。物事を四角四面にとらえるようになる。

7近寄るな

今は忙しい、あとで、静かにしなさいなど親から距離を置かれたりコミュニケーションを拒絶されるとなんでも1人で我慢し、悩みやストレスを抱え込むようになる。

8考えるな

黙って言うことを聞け、口答えするな、と怒鳴ったりヒステリックに叱ったりすると、考えることをやめてしまう。理論的思考や冷静な判断ができなくなる。

9成功するな

成功を褒めてもらえず、失敗をしたときになぐさめられたり、優しくされたしすると自分は成功できない人間だと思い込むようになり、自己評価も低くなる

10自分のことでほしがるな

親が経済的に困っていたり、我慢しているところをら見ることで、素直に欲求を口に出せなくなる。自分の心を押し殺して、人に譲ってばかりになったり、金を貸したり貢ぐようになったりする。

11健康であってはいけない

病気のときだけ優しくされたり、病弱な親や兄弟の面倒をみていたりすると、病気や怪我、突飛な行動などで気をひくようになる。自分の健康に無頓着になる。

12重要な人になってはいけない

何をしても親の反応が薄く、認めてもらえないと自分は重要であってはいけないと思い、目立たないよう、責任のある役につかないようになる

13所属してはいけない

あの子と遊んではだめ、この子と遊んであげてのように、親が友達を選ぶ。同世代になじみにくく、自分から言い出せずグループに溶け込まないようになる。


言葉だけでなく、反応もメッセージになる。知らず知らずに子どもを縛り、子どもの自己肯定感を下げたり自分で判断、決断できないようにしてる。


勉強して学力あげる子どもの選択肢を増やしてあげる

選択肢が多くても自分で選ぶことができないでは意味ない

自分で選ぶことができるようになるためには自分には価値があると感じていることが重要


様々な選択肢に対応出来るよう、スキルを磨いたところで、使わなければ。大事なのは選択肢を持っているか否かより、それが使えるか。


禁止令が子どもを縛ってしまうことに気づけば、子どもが自ら判断して動いていく声かけができる。



日本人は空気を読む

グローバルという観点で考えると、ハイコンテクスト、つまり共通の価値観や体験談、知識などももとに察しあうということは不可能になる。

価値観も体験も知識も違う人間同士では空気を読むことはできない。

コンテクストに頼らず、言語や表現力、論理的思考、交渉力などを含めたコミュニケーション能力が重視される。


フィア・アピールより、ワクワクを引き出す声かけ

恐怖や不安を煽って消費行動をとらせる広告。人は快楽を求めて行動するよりも恐怖や苦痛から逃れるために行動するほうがより強いエネルギーが出ると言われている。こうすれば、楽しい未来が手に入りますよ、より、このままでは大変なことになりますよ、と言われた方が行動できる、あるいは行動を制限できる。

しかし、恐怖や不安を煽られて嬉しい人はいないし、その結果行動できたとしても、やらされたわけで、自己肯定感は下がる。

親も子どもへリスク回避のための話ばかりしても、子どもの目がキラキラすることはない。キラキラするのは可能性を感じる時。

英語くらい話せないと、これからの時代活躍できないよ英語話せたら、世界中の人と友達になれるよ、あなたの作品を英語で発表したら世界中でみてもらえるよ!

と言ったら目が輝くはず。(その子の価値観に合った内容にすることが大切)


子育て、教育の本質的な部分に立ち返り、言葉を変える。子どもたちの自己肯定感を下げ、判断力を奪う声かけから、可能性をひらく声かけに変える。


親は完璧でなくていい。あなたはそのままで価値があるんだよ、を言葉にしよう。あなたは僕の宝物だよ。自分の存在に価値があると思えたら、私はこう思うと意見を言えるようになる




第一章 自分から動けなくなる呪い


人に迷惑をかけるな

人に助けを求められなくなる

迷惑はお互いさま。困っている人がいたら助けよう。


やめなさい

周りの人がハッピーになるように行動しなさい


水たまりがあるからよけなさい

先回りして失敗する機会を奪わない、失敗を恐れない心を

入ったあとで、ぬれちゃったね


ほめられて調子にのるな

子どもが調子にのっている状態と、へこんでいる状態、どちらがいいですか?何かを達成して嬉しいのなら、その感情をしっかり味わわせることは大切。まだまだ油断するなでは常に不満足感が残る。焦燥感がつきまとう。

社会は厳しいのだから、それをわからせるために自分も厳しくしないとなどと思う必要はない。

doing=行為、having=地位、ではなく、being=存在そのものに対する評価を。何をしたって、あなたが大切。あなたは素晴らしいよ。

調子にのるくらいほめてみる


ほしいものはお小遣いを貯めて買いなさい

予算の中で買うのと、自分からほしいものを手に入れようとするのとでは子どもの積極性は大きく変わる

アメリカの子どもは日本の子どもの10倍おこづかいもらってる。おごるのもふつう

ほしいものがあったらプレゼンして


つづく、、、