持っているもの、着てるもの、肩書き、全て身ぐるみ剥がされたときの生身の人間の価値について。震災など天災が多い昨今、また先行き不透明な現代、みんなそれについて考えているんだろう。ミニマリストが人気なのも同じ原理かな。
1937年80年前に出版された小説の漫画化ということで、人間の真理が書かれているのでしょう。
立派な人間とは
人間は分子 ものの見方について コペルニクスの地動説
まわりの流れにまどわされない
自分が感じたことを心の中で言葉にできる力
頭の中だけに閉じ込めているものに意味はない 行動に移す
真実の経験について
自分自身で人間の立派さがどこにあるのか、それを本当に君の魂で知ること
ニュートンの林檎と粉ミルク
人間分子の関係、網目の法則
人間の結びつきについて
生産関係
本当に人間らしい関係とは
人間同志、お互いに好意をつくし、それを喜びとしているほど美しいことはない
君はある大きなものを日々生み出している
人間であるからには
貧乏ということについて
卑屈な根性
自分の人間としての値打ちに本当の自信をもっている人だったら、境遇がちょっとやそっとどうなっても、ちゃんと落ち着いて生きていられる
いつでも自分の人間としての値打ちにしっかりと目をつけて生きてゆかなければいけない
人間として肝心なことのわからない人間
ありがたい←そうあることがむずかしい、めったにあることじゃない→感謝
君自身は何を作り出しているだろう
世の中に何をあたえているか
消費専門家
生み出す働きこそ、人間を人間らしくしてくれる
ナポレオン
偉大な人間とはどんな人間か
強く、活動的。決断力、実行力、精力、意志
人間が何かあることを成し遂げていく力
本当に尊敬できるのは人類の進歩に役立った人だけ
良い心がけをもっていながら、弱いばかりにその心がけを活かしきれないでいる、小さな善人がどんなに多いか
世間には、悪い人ではないが、弱いばかりに、自分にも他人にも余計な不幸を招いている人が少なくない
人類の進歩と結びつかない英雄的精神も空しいが、英雄的な気魄を欠いた善良さも同じように空しい
卑怯な人間
変えられないことを考えるのをやめる
余計な感情に足をとられない
いま自分がしなければならないことにまっすぐむかっていける
同じ間違いを二度と繰り返さない
自分の中に少しでもきれいな心がわいてきたら、今度こそそれを活かさなきゃと背中を押してくれる
やるべきことをできずに後悔することがあるかもしれないけど、その経験を忘れてはいけない それがこらからきっと何度も背中を押してくれるから
人間の悩みと、過ちと、偉大さについて
自分が取り返しのつかない過ちを犯してしまったという意識。損得からではなく、道義の心からしまったと考えるほとつらいことは、おそらくほかにはない
苦しみ、君が正しい道に向かおうとしているから
人間は自分で自分を決定する力をもっている
世の中を回してる中心なんてない、誰かのためにっていう小さな意思がひとつひとつつながって、僕たちの生きる世界は動いている