「Aさんかまってちゃんだからなー」
なんて知り合いが話してて
かまってちゃんって言葉は
いい意味で使われる言葉でないから
そっかぁなんて言いながら
苦笑いしつつ聞いていた
で その知り合いとの会話の中で
りりさんかまってちゃんだもんね!
と言われた
その瞬間
私は一瞬でキレてしまった
は?私かまってちゃんじゃないんですけど
てかそんな風に言われるのホントに
嫌いなんだよね
あなた絶対言っちゃいけない言葉を言ったわ
あなたそういうとこあるよね
てかたとえそう思ってたとしても
本人の前で言う事ないんじゃない?
ここまで一気に捲し立て
さっきまでAさんの事を
そんな風に言ってたくせに
自分が言われたとなると
こんなになるなんて
カッコ悪くて情けなくて
その後黙ってしまった
知り合いは
いや誰でもかまってちゃんなとこあるし
自分だってそうだから
自分だってかまって欲しいもん
一生懸命今言った言葉を
取り返そうとして話してた
そして
軽率だった ごめん
って謝っていたけど
いや なんか私もごめん
としか言えなかった
いつもならこんな事気にしないのに
なんでこんなに腹が立って悲しくなったのか
帰りの車の中でずっと考えていた
私にとって
きっとその知り合いとの距離は
他の人より近いものだと考えてて
私が今日その知り合いの元に行ったのは
「会いたかったから」だけど
知り合いにとっては
「かまってあげてる」つもりだったのかと
もちろん
そんなつもりでは言ってないのだろうと
その後の狼狽ぶりでわかったんだけど
一度放たれた言葉というのは
なかった事には出来なくて
それは私自身の言葉も同じで
どんな言葉を上塗りしても消えない
一度つけた傷って
消えない
私もバカだったし
知り合いも軽率だった
仲良くしてても
いや 仲が良くなる程
気をつけなきゃいけないんだなって
これくらいいいだろう が
逆鱗に触れることや
水を差すこともあるのだな と
切ないランチに なってしまった