少しお出かけしててベンチに座った
今日は何しようかなぁって思いながら
ケータイ触ったり
ぼーっとしたり
後ろから仲良さげな親子の声
パパと娘さんみたい
娘さんは小学校中学年くらい？かな？
パパにしたら娘って本当に可愛いんだよね
娘さんもパパにくっついて
仲良さげに話している
ふと
元夫の事を思い出していた
私は若い頃子供が苦手だった
嫌いと言う方が正しいかもしれない
だけど23歳の時元夫に出会い
この町で一番の男前なんじゃないか？
と本気で思ったものだ
そして元夫も同時に恋に落ちていたらしい
一目惚れ同士笑
大好きで大好きで
ずーっと一緒にいたくて
そんなに一緒にいたいなら
結婚しなさいな
母の一言で
なるほど！その手があったか！
と結婚したんだ
あっという間に身籠もり
出産した私は
子供大好き人間になった
だって
この世で一番愛している人との子供
可愛くないわけない
自分の子供が可愛いと感じだすと
よその子でも可愛くて笑
元夫は子煩悩で
とてもとても子供を可愛がっていた
…まぁ…これ以上はもう言うまい
反省文を書くとしたら
原稿用紙100枚あっても足りないから
そして君夫婦を思う
君夫婦には子供がいない
結婚生活はすでに10年以上のはずだ
子供作らないで
お花畑だった頃
君に一度だけ言ったことがあった
今思うと
とんでもないこと言ってるな
君夫婦のコウノトリは
いつか 来るんだろうか
いつ 来るんだろうか
来ないとしたら
ずっと夫婦2人だけの暮らしだね
それはそれで 羨ましいな