朝の5時半
縁側の窓の方に人の気配
その方向から知らない人が入ってくる事は
まずなくて
まさか?泥棒?!
って思ったらなんと君で笑
そういえば
土曜は6時に出るんだ
と 第一の趣味の話をつぶやいていた私
実は7時に変更になっていたのだけど
その事を知らない君が
迎えに来てくれたってわけか
…嬉しいじゃないの笑
私ったら寝起きでもちろんノーメイク
髪の毛もボサボサで
だけど久しぶりだから思わず話し込む
気づいたら30分も経ってて
やばい!出かける準備しなきゃ!
メイクするとこ見られたくないから
あっち向いてて!
って言ったら
そんな気にしなくていいですよ
って笑う
やだよーそもそもノーメイク見られたし!
そんなの気にしなくてもいいです
変な顔だったら言ってます
ってまた笑った
第一の趣味を楽しく終えて
君は私を家まで送ってくれた
そしてまたしばらく縁側に腰掛けて話す
君が私に手を伸ばし
ぎゅって抱きしめる
私は君の肩にあごを乗せて
ぎゅって抱きしめ返す
会えたら嬉しいと思う?
嬉しくなかったら来てません
いつものやり取りもして笑
キスもたくさんして
優しいキスから深いキスまで
たくさんして
君は帰って行った
いつも通り
振り返り手を振り
また振り返り手を振り
もう一度振り返り手を振り
君は角に消えて行った
2ヶ月ぶりだった君
ありがとう
今とても心が満足しているよ
君もそうであればいいな