心身相互作用:02]
極端な気温変化。
仕事へのプレッシャー。
上司や仲間との人間関係…。
現代社会はまさに、ストレスによって構成されていると言っても過言ではないように思われますね。
精神的・肉体的ストレスと脳波とは、密接な関係性があります。
辞典によれば「脳波」とは、
『脳の神経細胞から出る弱い周期性の電流』
の事。
脳がリラックスして心地良いと感じると、ドーパミン等の快楽ホルモンが分泌され、全身が活性化されます。
脳波の速さは電気周波と同じHz(ヘルツ)で、これは振動数(秒)で表されます。
脳波と体調の関係には、心身相互作用が働いているので、気持ちが落ち込んだりしている時には、体全体にも元気がなくなり、力もやる気も出ませんよね。
反対に、体が健康で元気だと精神的にも積極的になります。
つまり、脳波が変わればその変化は体全体に反映されるという事です。
人間は、恐怖や自身の危険を感じたり、ストレスを受けたりすると、ノルアドレナリン・アドレナリンなどのホルモンが出ます。
すると筋肉が緊張し、心臓の鼓動も早くなって、とっさの行動に備える。
ノルアドレナリン・アドレナリンは、強大なパワーを生み出しますが、同時に強い毒性も含んでいるので、そのままにしておくと毒素が遺伝子を攻撃して、体内の細胞(脳細胞)などが破壊されてしまうのだそうです。
そうならない為には、走ったり運動したりしてノルアドレナリン・アドレナリンをできるだけ早く使ってしまう事。
仕事場から走って帰ったり、カラオケで踊りながら目一杯歌ったり、とにかく筋肉活動して汗をかく事がいいようですよ。
ストレスと上手に付き合っていくには、イライラしたり怒ったりしない事が良いのでしょうが、そもそもストレスを感じた時は『気持ち(脳波)』を切り替える事が一番良いみたいです。
☆アルファ波(α波)
アルファ波は、14~8Hzの周波数領域です。
穏やかなリラックスした状態であり、瞑想状態。
『覚醒と睡眠の間の状態。精神活動が活発で、意識レベルが高まっている状態』(春山医学博士:著)
頭脳労働。ひらめき、問題解決、集中力を発揮するのに最適な状態。
☆ベータ波(β波)
ベータ波は、38~14Hzの周波数領域です。
最も脳波が早い状態で、通常日常生活をしている時の状態。
心配、パニック、批判、警戒など、やや緊張状態から興奮状態までががこのベータ波。
筋肉が緊張している状態で、脈拍は速くなり呼吸数も増える。…という事は、活性酸素も増えるという事なので、健康には良くありません。
☆ガンマ波(γ波)
ガンマ波は、一般的に約40ヘルツの周波数領域のもので、26~70Hz。
脳の認知機能に最適な周波数で、天然の抗うつ剤のように働き、エネルギーと集中力を増加させるので、スポーツなどとっさの判断が必要なものに役立ちます。
☆シータ波(θ波)
シータ波は、8~4Hzの周波数領域で、潜在意識の状態です。
深い瞑想状態やまどろみの状態で、記憶と学習に適し、一般的には睡眠状態です。
☆デルタ波(δ波)
デルタ波は、 4~0.5Hzで脳波が最も遅い無意識の状態です。
顕在意識が働いていない状態で、深い眠りにいる状態。
または、失神状態の脳波です。
快眠快食。
旬の食品や栄養のある美味しい食事をバランス良く食べ、質の良い睡眠をとる事。
そして、規則正しい生活をして、程良く運動で汗を流す。
そして、状況に合わせて気持ち(脳波)のスイッチを上手に切り替える事、ですね。
言葉で言うほど簡単な事ではありませんが、心も体も元気で健康的であれば、ストレスにだって負けない自分になれるかも!!