世間はお休みですが、私めはバッチリ八時間労働の今日は五月八日、土曜日です。

半夜勤務は昼から深夜までなので、夜は帰って即刻就寝、しかし朝は比較的余裕があって意外と快適。でも週明けはまた昼勤だし、ちゃんと生活リズムを戻すのが大変そうです。

ひとつずつできることが増えていく感じ、どうもアルバイトをしているような錯覚に陥ります。

単純作業で先輩がいとも簡単にやっているのに自分は全くできないで機械のミスを誘発している毎日、せめてなにか貢献しようと掃除を必死に頑張るのです。夜は掃除のおばさん、いないし。

あれ、俺なにしてんの、なにしに会社入ったんだっけ? と思うこともありますが。でもこういうことなんだよな、メーカーは。


昨日だったか、twitterで東大生のプライドの話が盛り上がっていましたが、こういう場所に来ると一瞬でそんなものは駆逐されます。周りの高卒のひとの中で何もできないわけだし。

ただ、ほかのところにくらべて東大卒が石を投げられるのは確かかも?

でも考えてみると、東大生に限らずいわゆる高学歴学生は周りも高学歴卒しかいないホワイトカラー職場しか経験できないのか。

お役所とか、そういう意味では大変かもしれませんね。

あなたはこの仕事できますか、できませんか。それが判断規準の全部、簡単だよ、とはわが工場長。当たり前の話ですが、結局そういうことだと思います。

でもこういうことを考えてしまう時点で、まだ僕は自意識過剰なんでしょうね。


そんなこともあって、誰も特別扱いしないこの工場に来れたことはラッキーだったなと思ったりもしたのです。

……大変だけど。