モダンスイマーズ『凡骨タウン』(作・演出:蓬莱竜太/東京藝術劇場小ホール1)

とっとっと。

「芸劇eyes」の最後を飾るモダンスイマーズ。

ヤンキーの兄ちゃん達の話です。絵になる場面が多くて、演出家のナルシズムっぽいものを感じたりもします。
何の合図もなく時制や場所が入れ替わるのだけど、奇異な感じはしませんでした。
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以下、内容について。

僕らは日々いろんなことを選んで生きているような気がするけれども、それは本当だろうか。実は全部決まっていて、それを辿っているだけなんじゃないか。

ということを投げつけてくる芝居。

最後にケンはおそらく殺されるのだが、その選択は、自分で「選び取った」ものだったようにも思えた。