『アバター』(ジェームズ・キャメロン/サム・ワーシントンなど/2008アメリカ)

話題作、川崎のIMAXで観てきました。

3D映像については、確かにすごいと思いました。僕などは予告編の「アリス・イン・ワンダーランド」の時点で感動してしまいました。酔ったりとかはしなくてホッとしました。

話自体は、貴重な鉱石を狙う人間と原住民との争いをめぐる話で、まあベタな感じだったかと。中国が上映をとりやめたそうですが、土地の強制支配とか、少数民族に対する態度(アメリカ的にはかつてのインディアンに対する態度)にも通じるものがあるのかもしれません。

そういう意味で、僕らにとってはなじみある問題ではない、というのがある意味問題かもしれません。
アイヌとか沖縄の問題って、忘れられすぎている気がします。第二次大戦が強烈すぎたのか、日本人の記憶にはあまりないですよね、搾取の歴史は。藩でやっていたから大部分の人にとっては外国の話だったのか。

そんな感じ。3時間はちょっと長いですが。