『倫敦から来た男』(タル・ベーラ/ジョルジュ・シムノン原作/ミロスラヴ・クロボットなど/2007ハンガリー・ドイツ・フランス合作)

ハンガリーの鬼才、と呼ばれるタル・ベーラ監督。かなり独特な雰囲気です。

白黒で、しかもかなりの長廻し。138分の映画でここまで台詞がないのも凄い。あと、英語とフランス語の吹き替えが口の動きと合ってません。

1カットが凄く長いので、気付いたら時間が経っています。時と場合と人によっては、好きでないかも。間違いなく好みが分かれるタイプです。危うく最初のほう寝るところだった。

とはいえ、映像の威力で充分見れるものになっていると思います。面白かった。