今年は例年以上に細かい動きがたくさんあって面白いです。FA選手のランク制を導入したのが移籍の活性化につながっているように感じます。

中でも横浜が凄い。今年は完全に主役を張っています。トレードで清水直行、坂元弥太郎、稲田直人といった実績ある中堅、ベテランを獲得。FAでも橋本将、外国人選手スレッジも獲得秒読み。戦力外からも篠原貴行、杉原洋。新外国人も3人獲得が決定。これまでからすると異常ともいえる活発さではないでしょうか。どうしたんだ横浜。フロントの一新で結果を出したいところですね。

特にパ・リーグで優勝経験のある選手が多いだけに(特に今年優勝した日本ハムから5人、清水、橋本、篠原も優勝時の主力選手)、巨人で優勝を経験してきた尾花新監督の下「血の入れ替え」によって負け犬根性を脱却できるかが来期のポイントとなるかな。とりあえず勝負をしてほしいですよね、ファンとしては。


阪神の城島、巨人の藤井の獲得もありましたが、むしろ驚きは阪神赤星の引退じゃないでしょうか。首を痛めたという報道がありましたが、非常に重い症状だったようで、本人もまさかという感じの電撃引退となりました。

新人のときから5年連続盗塁王、ってかなりとんでもない記録。もはや平成の福本です。打てないといわれていましたが、自分に合った打撃を見つけて3割を何度も達成しています。170cm、という低身長でここまで活躍したのは(個人的に余り好きでない)阪神という球団でなければ絶対にファンだったなと思います。「嫌な奴だった」というのは彼にとって最高の賛辞じゃないでしょうか。


野球の話をするのも久しぶりでした。オフは希望しかないので楽しいです。