日本に住んでいる伯父(私の母親の兄)が永眠したという知らせを母からもらいました。

 

亡くなったのは数日前で、実際私の妹から先に一報はもらっていたのですが。。

 

夏頃から胃癌で治療中で秋ごろ一旦落ち着いたと聞いてはいたのですが、最後は肝臓に癌が移転してしまっていて末期だったということです。

 

 

母は6人兄弟で、この伯父は長男。

 

母は末っ子で13歳差ですので遠い関係にも思いますが、他の兄弟に比べてたまたま母の嫁ぎ先が伯父が住む母の実家から一番近かったので(車で5分とか)会う機会は兄弟の中で一番多かったのだと思います。

 

 

伯父の次女に当たる私の従姉妹が、私と同学年で小中学校一緒だったから小さい頃はしょっちゅう遊んでいて、特に従姉妹の家で遊ぶ方が断然多くて、小さい頃から伯父にもよく会っていました。

 

典型的な昭和の男性ですので遊んでもらったりどこかに連れて行ってもらったって思い出はあんまりないけれど、面白い伯父さんだった印象はありました。

 

 

それと、伯父は基本海外には縁がない人だったんですが、一度だけ若い頃、仕事関係でイギリスに1ヶ月ほど滞在したことがあったそうです。

 

それで昔から伯父の家に行くとロンドンの赤い服を着た兵隊さんと撮影した写真が飾ってあったのがとても印象的でした。

 

 

イギリスではサウザンプトンとアバディーンにも行ったそうで、その時の思い出の話も小さい頃から何度もしてくれていました。

 

アバディーンでは現地のスコットランド人の方言が強すぎて、通訳の人もわからなくて困ってたって言ってたな泣き笑い (想像できる)

 

 

ピアノが弾ける人ではないはずなんだけれど、唯一「むすんでひらいて」が弾けたらしく、それを現地の小学校?か何かで子供たちの前で弾いたら、すごい喜んでもらえたとか言ってました泣き笑い

 

アバディーンはなかなか観光に行くような土地ではないスコットランドの北の果てなので、そこまで行く機会あったのもすごいし、そして私もすごい偶然にも、仕事でアバディーンに行く機会があったんですよね。伯父とは全く業種違うのに。これも何かの縁だったのかな。。

 

 

私がイギリスに留学することが決まった時にもその時の話をされ、是非イギリスにまた来てほしいなあって思っていましたが、結局その夢は叶わずでした。

 

 

伯父は結構活発な人で顔も広かったりで、以前yahooニュースだったかな、、、某高◯クリニック院長とツーショット写真とか載ってて、私の腰が抜かけたことがありました、、、泣き笑い

 

 

 

この前の夏、私の日本里帰り中に伯父とは1度だけ会う機会がありました。

その時はまだ胃癌発覚前で入院してるわけでもなかったし、普通に元気そうだったんですけれどね。

 

癌の進行の恐ろしいくらいの速さにびっくりしました。。。

 

 

 

母と電話で喋った時は母は普通に元気そうだったけれど、やはりショックだったと思うし、複雑な気持ちだっただろうって思います。

 

 

11月には88歳の誕生日を迎え、兄弟でお祝いはしていたそうです。

 

 

亡くなる前日、母がたまたま伯父の入院する病院にお見舞いに行った時

「奥さんに会いたい!!!」

って言ってたそうで、母が伯父の娘たちに伝えて面会時間終了ギリギリに車椅子の伯母をなんとか連れて行ったそうです。

 

伯父はもう最期だと悟っていたのでしょうね。。

最期はやはり奥さんに会いたいんですね。

それ聞いた時は切なかったです。

 

 

 

私は毎回里帰りの度に伯父に会ってるわけではなかったけれど、この夏、伯父に会えてよかったなって思いました。

 

でも、もう2度と会えないと思うとやはり悲しいですね。。悲しい

私はお葬式には行けなくて申し訳ないのですが、せめてご香典と弔電を送ろうと思います。