今日は地元の私立小学校で日本を紹介するボランティアをしてきました。
とある団体に登録しているので、時々ですが、参加してます。
日本語・日本文化をテーマにした学校行事などで、日本人に直接日本文化を紹介してもらいたい、日本語を教えて欲しいと頼まれた時に、助っ人で行ってます。
私はよく折り紙担当に任命されるのですが今日も折り紙を教えて来ました。
今日の生徒さんたちはYear3。
日本で言う小学校3年生の子たちです。
今日は1グループ30分ずつという時間が割り当てられていて、私ともう1人の日本人で、一度におよそ15人ずつ折り紙教室を行いました。
今日教えたのは、コップと魚です
毎回、何を教えるか準備からすごく悩みます。
日本に住む子供たちって大体幼稚園の頃から折り紙で遊びますよね。
(最近の子もそうなのかな、、、?)
だから幼稚園児でも、角と角をピッタリ合わせて折ることとか知ってると思うし、小学生にもなればかなり色々なもの折れますよね?
(最近の子もそうなのかな、、、?)
でもイギリスに住むお子さんたちは、なかなかそういう機会もなく育つので、ピッタリ折ることの重要さをまず理解してもらうのが大事だし、大人でさえも手紙を半分や3つ折りにするのが苦手だなって思うことあるし、折って人差し指でキュッキュと押さえる動作とかもあまり経験してないと、小学生の子供には折り紙はすごく難しそうです。
なので、できる限り簡単なものを考えます。
でも、出来上がった時にちゃんとそれに見えるものじゃないと(単純すぎる作品だと)、何これ?って感じになっちゃうので、ちゃんと誰が見ても何かわかるものを教えてあげないといけないし、選ぶのも大変。。。教える方もとても苦労します。
今日のコップと魚は、子供たちに達成感あったようで、すごく喜んでもらえてよかったです。
他にも日本の文化、食べ物、スポーツ、学校生活などについてプレゼンをしたりしました(私は横でフォローしただけで、とても上手なスタッフの子が他にいるので)。
毎回、1から10までの数え方を教えるとすごく喜ばれるのですが、
いち (itchy)
に (knee)
さん (sun)
よん (yawn)
などと、置き換えて動作で説明します。
そうすると、すぐにみんな覚えてくれます。
今日の子どもたちからは10以上も教えて欲しいというので教えましたが、日本語って1から10まで覚えれば、99まですぐ言えるようになるんですよね。
それについて、その小学校の先生たちからもすごく感動されました。
英語だと11はelevenであって、ten oneではないですよね。
でも日本語だと10 と1の言い方を知ってればじゅういちって言えるし。
面白かったのは
「20は日本語でなんというと思う?」
って聞いてみた時に誰かが
「じゅう じゅう」
って答えたこと
その発想はなかった!
むしろそっちに感心しました。
じゅうきゅうの次だものね
じゅうじゅうってなる理由もわかる
「正解は にじゅう だよ」
と教えて生徒も先生も感動してました。
先生たちからも、「日本語の数え方はかなり理に適ってるね」って言われて、本当にそうだ!って改めて思いました。
フランス語とかなんてもう訳わかんない増え方しますからね
今日のお子さんたちもすごくお行儀がよくていい子たちでした。
とても日本文化に興味があって、折り紙もプレゼンもかなり喜んでくれてやり甲斐がありました