息子はYear6で今期が小学校最後の3学期に当たります。


 

 

とりあえず来週の学年末試験11教科終われば暫くは勉強のプレッシャーから解放されるはず滝汗

 

 

 

ただね、、、、

息子にはまだもう1つ試練が残ってます。。。

 

 

 

それはバイオリンのグレード試験不安

 

この息子のバイオリンをどうするか問題、

我が家ではここ数ヶ月間、泥沼化してました。

 

 

 

 

2年前、Year4の終わり頃にグレード6まで終わっていました。

グレードの後、それまで習っていた先生の都合により新しい先生を見つけなくてはならなくて、今の先生と出会いました。

 

 

その時は、息子が受験準備シーズンに入るところで、次のグレードはすぐに受ける気はないし、でも、できればレベルは落としたくないし、緩く楽しく細々と続けさせてもらえる先生を探しました。

 

スポーツの習い事もいくつか続けていたので、バイオリンレッスンは2週に1度のペースでお願いしたく、そういう事も理解してくださる先生を見つけました。

 

男の先生で、厳しくてマジメってよりは、時々ジョークも言ってくれる面白い方で息子にはすごく合ってると思いました。

 

 

始めた時はグレード7の練習曲に入るよりも、息子が楽しめそうな簡単な曲とか有名な曲を練習させてくださいって伝えていたんですが。

 

 

いつの間にか(しかも結構早い段階で)グレード7の曲、入っちゃいましょうっと言われ、入ってました、、、、不安

 

先生も厳しくやる訳でなく、ゆる〜くゆっくりやってくれてたんですが、途中、息子も嫌になってもっと聴き慣れた有名な曲とかやってもらってた時期もあったのですが、なんだかんだ言って、グレード7の楽譜のうち3曲カバーしてしまいました。

 

 

そして今年に入って受験が落ち着いた時、先生から

「夏か、遅くても冬にグレード7の試験を受けないか?」

 

 

と言われました。

 

 

イヤイヤイヤイヤ無理無理無理無理無理おいで

 

 

って言ってたんですが、課題曲はもう3曲全部マスターしてるし、スケールもほぼできてるし、オーラルはレッスンでカバーできそうだしって言われました。

オーラルテストは試験官がピアノで弾いた曲に関する質問をその場で聞いて答える聴力のテストです。

 

あとは初見もどうにかなりそうだと言われました。

 

 

 

 

いいえ、、、

全然無理なんですよおいで

初見、やばいんですよ?

 

 

グレード7の初見は、16小節くらいの曲を30秒だけ練習時間を与えられて、その場で弾きます。

 

この30秒というのは一通り弾いて練習できる時間ではなく、最初の数秒で♯や♭がどこについてて(できれば何調か把握し)何拍か確認し、出だしやリズムや音が難しそうなところだけ練習したら時間切れになるのが普通です。

 

グレード5くらいのレベルから戻って家で練習して様子を見てみましたが、グレード6くらいになってくると息子にはパニック。

 

 

それで先生には夏のグレード試験には間に合わないと思うんですと伝えたけれど、先生があまりにも勧めるので一度レッスンに入らせてもらって、先生ともお話ししたり息子の出来を見てもらうことにしました。

(普段は先生のご意向によりレッスンは見学できません)

 

それが春休み明け。

 

 

息子にもバイオリンの練習が相当苦痛になってたし、私もそんな練習に付き合うのがすごいストレスでグレード試験はやっぱり延期するつもりでした。

 

息子も元々は頑張ると言ってたものの、家での練習中、

やっぱり無理ダァァァーーーーー笑い泣き

ってなってたので、無理にさせる意味がないし、やらせるつもりもなかったです。

なんならもうバイオリン辞めてもいいんじゃないかくらい思ってたし。

 

 

でもね、先生はこれで十分って言うんです。

しかもこの先生、試験官やってる先生でもあるんです。。

(もちろん息子の試験官はできないのですが)

 

そんな先生がグレード試験を推してくれてるので、、、、

  

 

 

合格にも3種類あって、日本語的に言えば「優 良 可」です。

Distinction

Merit

Pass

 

です。

 

「Distinctionをどうしても狙いたかったら難しいかもしれないけれど、そもそもDistinctionもらえる子なんてほぼいない。息子くんだったら絶対Passはすると思うし、Meritもいけるかもくらいだよ、大丈夫だよ、、、」

 

と言われてしまいました。。

 

いや、、、、どうでしょう。。

 

 

私はバイオリンの経験もイギリスでのグレード経験もないですが、昔ピアノをやっていたので上手い下手はわかるし、弾けてるか弾けてないかもわかります。

 

娘のグレードもずっと付き添ってきたので、どのくらいのレベルまでできてないといけないかはある程度把握できてるつもりです。

 

それで娘の時なら絶対Distinctionを狙おうくらいの勢いでやってきました。

(娘はグレード8まで全部Distinctionを頂きました)

 

 

でも、息子になるとPassでもいいからグレード試験をさっさと終えたいという気持ちが溢れてきていました。。不安

 

早く解放してあげたいという、、、

 

私は特に初見が一番心配でしたが、初見のコツや審査の仕方まで先生が教えてくれて、私が求めてるほど完璧じゃなくていいとも言われました。

特に、一番のポイントは完璧さよりも途中で止まったり戻ったりしないことだ、と。

 

多分先生は私が完璧を求めすぎてると思ってるんだと思います。

でもね、、、私としては、この程度でいいや、で試験受けさせるのも恐ろしい。

 

 

とりあえず先生には息子ともう一度話し合ってどうするか決めますと言ってその日は帰宅しました。

 

 

先生はそう言ってくれたものの、全く練習しないで試験に望むわけにはいかないし、無理にやらせるのも意味ないし、息子の意見を聞きたいと思いました。

ただ、大人の観点からの意見は伝えました。

 

冬までゆっくり練習をして冬にグレードを受けてもいい、でもその場合は夏休み日本に行った時もそれなりに練習をコツコツしなくはいけない

 

or

 

夏まであと少し頑張って、グレード終えて日本に行き、日本でバイオリンのことは(ほぼ)気にせずに楽しむ

 

どちらがいいかと聞きました。

 

 

それかもう全くやらないという選択も。。。

バイオリンをもう辞めてもいいんじゃないかとも。

 

でも、辞めるにしてもグレード6で辞めるよりもグレード7で辞めた方がいいのではとも伝えました。全然グレード7のレベルでなければ、別によかったのです。

 

でも今、あともう一歩でグレード7のところで辞めてしまったら、履歴書(使えるかは不明ですが)をいつか書くときや人にグレード聞かれた時、今のままだとグレード6としか言えないよ、と。いくら今までグレード7の練習してきたとは言え、試験で合格もらってないとグレード7とは言えないよ、と。ちょっと勿体無いよね、、って。

 

 

 

 

そしたら息子は夏にグレード頑張ると言いました。

夏にはもう終わって夏休み中は解放されたい、と。

 

 

 

それじゃ、家での練習も少しずつ頑張らないとね、という話はしたんですが。

 

 

特に初見の練習は息子はもうパニック無気力

止まったり戻ったらいけないのに、変に完璧主義の意識がある息子は間違えたら戻りたくなる。。。それじゃ減点なのにって言ってるのに。。ネガティブ

 

スケールもうまくいかないとどんどんストレス溜まっていくし、私にも八つ当たりしてくる。

 

 

これで、何度も修羅場になり、もうグレード試験やらなければいい、バイオリンも辞めたらいいと伝え、私も何度も病みました。。。

 

 

それを夫が見ると、私が無理矢理やらせてるって思われるので、それもすっごい嫌で夫がいない時に練習させたりもしてたんですが、連休続くとそれも無理で。

 

 

 

夫には私が無理矢理やらせてる、グレード試験なんて受けなくていいと言われ、私だってやらせたくてやらせてる訳じゃない!バイオリンの先生がこう言ったから、やることになったと言うのも全部伝えました。

 

でもちゃんと伝わらず、私が夫と息子にキレて、もう私はバイオリンには関わりません宣言。

 

 

今までもそう言いながら、息子の練習を放っておけないので付き添っていましたが、今回こそはもう2人にキレました。

 

私が一生懸命努力してきた意味って?

 

夫も、先生とは全く関わってきてなかったので、先生と私が無理にグレードやらせてるとでも思ったのだろう。

 

 

そういう誤解に対して許せなかったので、夫にもう丸投げしました。

 

夫がグレード試験無理と思うなら、それは夫から先生に伝えて、話してきて、と。

私が伝えてもどうせまた説得されるだけだし。

 

なので、その直後のバイオリンレッスンは夫に連れて行ってもらいました。

 

 

その頃には息子もバイオリンもう嫌!ってなってたし辞めたければ辞めろと私も伝えてたし、もう関わりたくありませんでした。

 

 

私はもうバイオリン辞めます、と夫と息子が先生に伝えに行くと思ってました。

または、夫は正直バイオリンは辞めさせたくはなかったようで、ゆるく試験なしで続けさせたいと伝えに行くかと思ってました。

 

 

 

 

それが!!!

 

 

なんと!!!

 

 

 

夫まで先生の魔法にかかって帰ってきました。

 

 

この夏、グレード試験やるそうです。

 

 

笑えるわっ!!

 

あそこまで夫も反対してたのに。

先生の言葉巧みな話術に夫もひっかかってるやん!!!

 

 

先生が息子なら大丈夫って言ったからこの夏やっぱりグレードやることになった

 

だそうです。

息子本人もやる!と言ったそうです。

 

そして私は何もしなくて良いそうです。

 

散々私のせいにしておいて、夫のその態度も腹立つよね。

息子もやる!だの、やめる!など私も散々振り回されるのに疲れました。。

 

 

 

なので、もう練習も先生とのやりとりも試験の手配も伴奏者の手配もぜーーーーーんぶ夫にやってもらうことにしました。レッスンも夫がいくら仕事忙しくても早退して連れて行ってもらいます。私はもう先生とも関わりません、と。

楽譜も読めない音楽のことよくわかってない夫に丸投げ笑い泣き

 

試験前だから1回45分レッスン毎週に今タームから変えてもらってたので、毎週夫に連れて行ってもらいます。

 

夫は最初、私にレッスンは連れて行って欲しい(自分が仕事で手一杯だから)と言われたけれど、そんなん知らんわ。

 

私がレッスン連れて行くということはレッスン後、先生と会話することになる

先生は今日はどうだったとか次のレッスンまで家でここを直して欲しいとか私に伝える

それは困る、関われないから

夫の方から私は何もしなくていいと言ったし!

 

 

 

もうこれからは本気で息子のバイオリンは関りたくありません。

やるならどうぞ勝手にやってください。

 

 

 

早速練習まともにさせられてませんけれどね。

どこが間違ってるかも夫には分かってないので。

 

現実を知るが良い。